Windows PowerShellとは?

最終更新日 2023年09月07日

Windows PowerShellとは何か

ゼロからはじめるWindows PowerShell - 環境構築編 (1) PowerShellの概要.1 | マイナビニュース には、Windows PowerShell について以下のとおり書かれています。
「Windows PowerShell」(以下 PowerShellと略)はマイクロソフトが無料で提供しているWindows用のソフトです。「コマンド プロンプト」に替わる次世代のコマンドラインシェルであり、「バッチファイル」よりも高度な処理をシンプルに記述できるスクリプト言語でもあります。
この説明を聞くと、コマンド・プロンプトの高機能版のようなものですが、コマンド・プロンプトとは別物のようです。

[第1回]便利ポイント:Windowsの操作ならほぼ何でも自動化できる | 日経 xTECH(クロステック) には、コマンド・プロンプトと Windows PowerShell の違いについて簡易に書かれています。

コマンド・プロンプトで
できること
Windows PowerShell で
できること
86個の内部コマンド(dirなど)の実行。
大半はファイル操作
1000以上のコマンド/関数の実行。Windowsの大半の機能を利用可能
.exe形式などの外部コマンドの実行 ユーザー定義関数の作成・実行
バッチファイルの実行 PowerShellスクリプトの実行
- コマンド・プロンプトで実行できることすべて

同記事ではもう少し詳細な違いを、以下のとおり幾つかあげています。

・Windows PowerShell ではコマンド・プロンプトで実行できる内部コマンドも実行できるが、出力の表示形式、一部の操作オプション等が違ってくる

・Windows PowerShell はコマンド・プロンプトよりもエラーメッセージの内容が詳細に表示される

・Windows PowerShell はネットワークコマンド等、既存の外部コマンドの出力結果の加工もできる(コマンド・プロンプトでも可能だがバッチファイルを作る必要がある)

・Windows PowerShell では PowerShell ISE を利用可能で、PowerShell ISE を利用すれば Visual Studio を利用してプログラミングを行うようにスクリプトを作成できる

・Windows PowerShell はコマンド・プロンプトよりもスクリプトは多機能なのでわかりやすく記述できる


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