PCケースのATX
最終更新日
2025年02月06日
PCケースのATXとは
基礎
PCケース のATXとはAdvanced Technology eXtendedの略で、PCケースの規格の一種です。エーティーエックスと読みます。マザーボード、PCケース、電源ユニットを規定
ATXがマザーボードの規格として有名ですが、PCケース、電源ユニットも規定しています。これらを組み合わせて使用できるように規定しています。例えば、ATXがマザーボードのネジ穴の位置を規定していますが、PCケースに取り付けできるように、PCケースのネジ穴の位置も規定しています。マザーボードの拡張スロットの位置、バックパネルに出すコネクター類の位置等もPCケースと合わせる必要がありますが、ATXが規定しています。PCケースのATXとマザーボード
Mini ATX、microATX対応マザーボード取り付け可能
マザーボードの規格にATXの他に、microATX、Mini ATXがあります。ATXよりサイズが小さいですが、ネジ穴の位置に互換性があるため、ATX対応PCケースに取り付けできます。Extended ATX対応マザーボード取り付け不可の場合あり
Extended ATXもネジ穴の位置に互換性がありますが、ATXよりサイズが大きいです。このため、ATX対応PCケースに取り付けできない場合が多いです。Extended ATXに対応のPCケースなら取り付けできます。PCケースのATXと電源ユニット
ATX電源でも干渉する場合あり
PCケースと電源ユニット、どちらもATX対応でも組み合わせによっては干渉します。例えば搭載可能なATX電源の奥行きが160mmまでのATX対応PCケースがあるとします。ATX電源の奥行きが、性能が高いほど長い傾向があります。ATX電源の奥行きが160mmを超えると、このPCケースと干渉する場合があります。厳密にはコネクターとケーブルの存在があるため、160mm以内でも干渉する場合があります。他のPCパーツと干渉する場合あり
ATX電源の奥行きが、PCケースに搭載可能なATX電源の奥行きの範囲内でも、他のPCパーツと干渉する場合があります。例えば光学ドライブと干渉する場合があります。コネクターやケーブルが飛び出す分の奥行き
電源ユニットの仕様の奥行きは、基本的にコネクターやケーブルが飛び出す分を考慮していません。ATX対応PCケースの仕様にある、搭載可能なATX電源の奥行きは、コネクターやケーブルを考慮した奥行きか、または考慮していない奥行きか、PCケースによって異なります。考慮した奥行きでも、コネクターやケーブルが飛び出す分の奥行きが、電源ユニットによって異なるため注意が必要です。例えばPCケースの方の奥行きが160mmまでとし、コネクターやケーブルを考慮しているとします。奥行きが160mm以内の電源ユニットでも、電源ユニットによってはコネクターやケーブルが飛び出す分の奥行きが長すぎて干渉する場合があります。
出典
・ATX 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(1997/11/18公開記事)
・ATX対応のPCケースにmicroATXは取り付けられる | 日経クロステック(xTECH)(2009/09/02公開記事)
・(8)電源ユニットが長くて組み込めない | 日経クロステック(xTECH)(2014/03/28公開記事)
・ATX対応のPCケースにmicroATXは取り付けられる | 日経クロステック(xTECH)(2009/09/02公開記事)
・(8)電源ユニットが長くて組み込めない | 日経クロステック(xTECH)(2014/03/28公開記事)
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