ヒートシンク

最終更新日 2023年09月07日

ヒートシンクとは

基礎

ヒートシンクとは、発熱する部品に取り付けて放熱させる部品です。風を当てるファンを組み合わせて使用する場合があります。ヒートシンクに風を当てると放熱の効果が高まります。

ヒートシンクの熱伝導率

ヒートシンクの素材には熱伝導率が高い金属を使用します。ヒートシンクが発熱する部品から熱を吸収し、ヒートシンクの表面から熱を逃がしますが、熱伝導率が高いほど熱がよく伝わるためです。

ヒートシンクの表面積

ヒートシンクの表面積が広いほどよいです。ヒートシンクの表面から空気に熱を逃しますが、表面積が広いほど熱がよく逃げるためです。ただし、表面積が広いほど重くなります。

ヒートシンクの形状

ヒートシンクの形状が複雑なほど表面積が広くなりますが、加工にかかるコストが高くなります。

ヒートシンクの部品数

ヒートシンクの部品数が少ないほどよいです。部品を接続する場所では熱抵抗が大きく、熱が伝わりにくいためです。外見では隙間なく接続に見えても、目に見えない隙間が多く熱が伝わりにくいです。

ヒートシンクの加工

ヒートシンクの素材が加工しやすいとよいです。加工しにくいと部品数が多くなります。加工するために必要なコストが高くなります。

ヒートシンクの重量

ヒートシンクが軽いほどよいです。重いとヒートシンクを取り付ける部品への負担が大きいためです。

ヒートシンクの素材

銅とアルミニウム

一般的にヒートシンクの素材は、熱伝導率が高い銅またはアルミニウムです。銅はアルミニウムより熱伝導率が高いです。それでも銅がよいとは限りません。

銅はアルミニウムより加工しにくいです。加工しにくいと部品数が多くなり、熱抵抗が大きい接続が増えます。ヒートシンク全体的に見ればアルミニウムの方が熱伝導率が高くなる場合があります。

ヒートシンクの価格を安くする場合、加工にかかるコストを抑えるために加工しやすいアルミニウムがよいです。

銅はアルミニウムより重いです。銅では重すぎる場合、軽いアルミニウムがよいです。


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