仮想化

最終更新日 2023年09月07日

仮想化とは

基礎

仮想化とは、実際には存在しないが存在するようにリソースを作り出すことです。カソウカと読みます。他の呼び方には、バーチャライゼーションがあります。ソフトウェアを使用し作り出しますが、それを仮想化ソフトと呼びます。

仮想環境

仮想環境とは、仮想化ソフトを使用し作成したコンピューターの状態です。もう少し具体的に言うと、仮想コンピューターのOS、CPU、メインメモリー、ストレージ、マザーボード、GPU等の仕様です。仮想化している状態を意味する場合もあります。

仮想化の例

コンピューターの仮想化の例

1台のコンピューターがあり、そのコンピューターで仮想化ソフトを使用し別のコンピューターを作り出し、その別のコンピューターが実際には存在しないが、存在するように使用可能とすることが仮想化に該当します。仮想化したコンピューターでは別のOSにすると、切り替えながらの操作となりますが、1台のコンピューターでOSが異なるコンピューターを2台同時に使用可能になります。

ハードディスクドライブの仮想化の例

複数台のハードディスクドライブがあり、仮想化ソフトを使用して統合し1台のハードディスクのように使用可能とすることが仮想化に該当します。ユーザーがハードディスクドライブを使い分ける必要がなくなります。

サーバーの仮想化の例

複数台のサーバーがあり、仮想化ソフトを使用して統合し1台のサーバーのように使用可能とすることが仮想化に該当します。あるサーバーの負荷が高まり重くなったら、別のサーバーに負荷を分散し軽くする等の仕組みを構築できます。

仮想リソースの種類

仮想マシン

仮想マシンとは、コンピューターで仮想化ソフトを使用し作成したコンピューターです。仮想コンピューター、バーチャルマシン、バーチャルコンピューターと呼ぶ場合もあります。

仮想サーバー

仮想サーバーとは、仮想化ソフトを使用し構築したサーバーです。バーチャルサーバー、論理サーバーと呼ぶ場合もあります。実際に存在するサーバーに構築した仮想的なサーバー、実際に存在する複数台のサーバーをまとめて構築した仮想的なサーバー等、様々な仮想サーバーがあります。

仮想デスクトップ

仮想デスクトップとは、仮想化ソフトを使用し作成したデスクトップです。バーチャルデスクトップと呼ぶ場合もあります。仮想的ではないデスクトップと切り替えながら使用する仮想的なデスクトップを指しますが、仮想マシンのデスクトップを指す場合もあります。

出典

仮想化 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/19更新記事)
仮想化(かそうか)の意味 - goo国語辞書


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