ドットピッチ - 液晶モニターの選び方

最終更新日 2015年10月26日

ドットピッチの選び方

ドットピッチとは

ドットピッチは、ドット間の距離を表します。ドットは画素とも呼ばれます。ドットピッチは、1インチ当たりのドット数を表す場合もあります。

ドット間の距離を表す場合は、0.265mm 等のように単位に mm が使われます。1インチ当たりのドット数を表す場合は、96dpi 等のように単位に dpi(dot per inch)が使われます。

ここでは、基本的にドットピッチは、ドット間の距離を表すとします。

ドットピッチとパネルサイズ、最大解像度

ドットピッチは、パネルサイズと最大解像度から決まってきますので、選ぶパネルサイズと最大解像度が決まっているなら、ドットピッチだけを変更できるように選ぶ事はできません。

パネルサイズが大きくなるか最大解像度が低くなると、ドットピッチが大きくなります。逆にパネルサイズが小さくなるか最大解像度が高くなると、ドットピッチが小さくなります。

そのため、ドットピッチの大きさを重視して選ぶなら、パネルサイズが大きい、または最大解像度が低い液晶モニターに注目する必要があります。逆にドットピッチの小ささを重視して選ぶなら、パネルサイズが小さい、または最大解像度が高い液晶モニターに注目する必要があります。

ドットピッチによって決まる文字等の表示サイズ

昔の Windows やソフトウェアは、使用する液晶モニターのドットピッチを想定して、文字やアイコン、ボタン等の表示サイズが決められていました。つまり、昔の Windows やソフトウェアでは、文字等を表示するために使われるドット数は決まっています。

ドットピッチが小さいと文字等の表示サイズが小さくなります。なぜなら、ドット間の距離が短くなるので、複数のドットで構成される文字等の縦横の長さも短くなるからです。

今の Windows やソフトウェアは、Windows のドットピッチに関する設定を変更すれば、文字等の表示サイズを大きくできます。もし、文字等の表示サイズを大きくできない Windows やソフトウェアを使うなら、文字等の表示サイズを考慮してドットピッチを選ぶ必要があります。

液晶ディスプレイのドットピッチに合わせて文字等の表示サイズを大きくできる機能は、DPI スケーリングと呼ばれますが、この機能が登場したのは Windows Vista からです。Windows Vista より前の Windows XP 等にも DPI スケーリングはありますが、文字の表示サイズは大きくできてもアイコンやボタン等の表示サイズは大きくできませんので、Windows Vista 以降から使えるようになった DPI スケーリングとは区別されます。ここでは、単に DPI スケーリングと記載した場合は、Windows Vista 以降の DPI スケーリングを指すとします。

ソフトウェアでは、Windows Vista 以降の DPI スケーリングに対応したソフトウェアが、液晶ディスプレイのドットピッチに合わせて文字等の表示サイズを大きくできます。

Windows Vista が登場してからも、DPI スケーリングに対応していないソフトウェアは作られていますが、Windows Vista が登場してから作られたソフトウェアには、文字等の表示サイズを大きくできるソフトウェアが多いです。

文字等の表示サイズを考慮した選び方

文字等の表示サイズを考慮した方が良いのか、しなくて良いのかは使用する Windows やソフトウェアによって決まります。

使用 Windows 使用ソフトウェア ドットピッチの選び方
Windows XP 以前 - 文字等の表示サイズを考慮した方が良い
Windows Vista 以降 DPI スケーリング非対応 文字等の表示サイズを考慮した方が良い
DPI スケーリング対応 文字等の表示サイズを考慮しなくて良い

Windows Vista 以降の Windows を使用する場合、文字等の表示サイズを考慮した方が良いのか判断が難しくなります。たいていのユーザーは、使用するソフトウェアの数は多いため、DPI スケーリング非対応のソフトウェアも使うと思われます。

そのため、使用頻度が高く、かつ文字等の表示サイズが小さくなると困るソフトウェアに注目し、DPI スケーリングに対応しているなら文字等の表示サイズを考慮せずに、ドットピッチを選ぶと良いです。

ソフトウェアが DPI スケーリングに対応していれば、Windows の DPI スケーリングを利用して文字等の表示サイズを大きくすれば、ソフトウェア画面上の文字等の表示サイズも大きくなります。

ただし、文字等の表示サイズが大きくなっても、ぼやけて表示されるソフトウェアは DPI スケーリングに対応していません。Windows の DPI 仮想化と呼ばれる機能によって文字等の表示サイズが大きくなっており、ぼやけて表示されても問題なければ、文字等の表示サイズを考慮してドットピッチを選ぶ必要はありません。

文字等の表示サイズに変化がないソフトウェアも、DPI スケーリングに対応していませんので、このようなソフトウェアを使用するなら、文字等の表示サイズを考慮してドットピッチを選ぶ方が良いです。

文字等の表示サイズを考慮してドットピッチを選ぶなら、0.282〜0.231mm(90〜110dpi)が選択の目安です。もし、目が悪い等の理由で、大きめな表示サイズにしたい場合は、0.318〜0.282mm(80〜90dpi)が選択の目安です。

ドットピッチ 文字等の表示サイズ
0.318〜0.282mm(80〜90dpi) 大きめな表示サイズ
0.282〜0.231mm(90〜110dpi) 標準的な表示サイズ

精細さを考慮した選び方

ドットピッチが小さいほど、ドット間の距離が短くなりますので、高精細で綺麗に表示されるようになり、画質が高いと感じるようになります。液晶モニターが高精細だと、動画や画像に限らず文字も緻密で滑らかに表示されるようになります。

もし文字等の表示サイズを考慮してドットピッチを選ぶ必要がなければ、できるだけドットピッチが小さい液晶モニターを選ぶのがおすすめです。

ドットピッチ 0.085mm 以下(300dpi 以上)になってくれば、人間の目ではドットを識別するのが難しくなってきますので、精細さを重視するなら 0.085mm 以下(300dpi 以上)を選択の目安にしたいところですが、2015年3月1日時点では、そのようなドットピッチを持つ液晶モニターは無きに等しいです。

ドットピッチ 0.17mm 以下(150dpi 以上)になってくれば、ドット感がなくなってきますので、0.17mm 以下(150dpi 以上)を選択の目安にするのが現実的です。

それでも選びやすいとは言えません。4K(QFHD)(3840×2160)等の最大解像度を持つ高解像液晶モニターなら、ドットピッチ 0.17mm 以下(150dpi 以上)が見られますが、製品数は少なく価格が高いです。

ドットピッチ 特徴
0.17mm 以下
(150dpi 以上)
・ドット感がなくなってくる
・精細さを重視するなら、選択の目安
・ドットピッチが小さくなるほど高精細で綺麗
0.085mm 以下
(300dpi 以上)
・人間の目ではドットを識別するのが難しくなってくる
・液晶モニターの高解像度化が、今後さらに進めば選べるようになってくる
・これ以上ドットピッチが小さくなっても、精細さの変化を感じるのは難しい


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