パソコンとワークステーションの違いとは?

最終更新日 2019年10月11日

パソコンとワークステーションの違いとは何か

パソコンとして販売されている製品やワークステーションとして販売されている製品を見ると、パソコンとワークステーションの違いは性能の高さに違いがあるように見えます。どちらも製品によって性能の高さは異なりますが、一般的にはパソコンよりもワークステーションの方が高性能です。

各パソコンメーカーでは、どのようにパソコンとワークステーションを分けているのか。 日本HP Workstations / ワークステーションとは何か によると、ワークステーションとは CAD、グラフィックスデザイン、高度な技術計算や事務処理等に特化した業務用の高性能コンピューターです。

つまり、パソコンより高性能なコンピューターをワークステーションと呼びますが、それだけでは十分な違いとはならず、ワークステーションは高い性能だけでなく高い信頼性と安定性も求められるので以下の特徴があるとしています。
1. 高いCPU性能(デュアルプロセッサー搭載可能な設計など)
2. 高いグラフィックス性能(用途に応じたグラフィックスカードが選択可能など)
3. 高い拡張性(PCIスロット数が多く、複数のHDDが搭載可能など)
4. マルチモニター(2〜8画面)が可能
5. ヘビーユースにも対応できる動作の安定性(長時間駆動させても処理能力が劣らない)
6. 一般ユーザも手の届く価格帯(モデルによっては、PCの価格と変わらない)
これらの特徴を見ると高性能パソコンとワークステーションの間に大きな違いはないように見えますが、同記事によると設計が異なっているそうです。
高性能なグラフィックボードの機能やCPUの性能や速度といった其々の能力が効果的に発揮され、稼動中の安定性が確実に保持できるトータルな設計がワークステーションには求められています。「ある程度の負荷」を想定した一般のPCと「これでもかのハードな負荷」を想定したワークステーションでは、もともとの設計自体が異なっているのです。
ワークステーションと PCの 違いとは? - Business with Lenovo によると、パソコンとワークステーションには以下の違いがあるとしています。

パソコン ワークステーション
・インテル Core プロセッサー・ファミリー等、コンシューマー向け CPU 搭載
・non ECC メモリー搭載
・内蔵グラフィックス
・インテル Xeon プロセッサー・ファミリー等、サーバー・ワークステーション向け CPU 搭載
・ECC メモリー搭載
・NVIDIA Quadro 等、独立グラフィックス搭載

あくまでも一般的に見られる特徴で分けたと考えられます。例えば、パソコンは内蔵グラフィックス搭載が多いですが、NVIDIA Quadro 等、独立グラフィックス搭載もあります。ワークステーションは、NVIDIA Quadro 等、独立グラフィックス搭載が多いです。

Business with Lenovo の記事には、ワークステーションは高性能 PC パーツを搭載するので発熱量や消費電力が大きく、上位モデルほど電源を強化、熱を効率よく排出できる設計になっていると書かれていますが、これも一般的に見られる特徴だと考えられます。

パソコンでも、高性能パソコンは同様に発熱量や消費電力が大きいので、電源が強化され、冷却性能が高められている製品が見られます。ワークステーションでは多くの製品に見られます。

Business with Lenovo の記事では、ワークステーションはソフトウェアの動作が事前に検証されている点も大きな特徴としてあげられていますが、これも一般的に見られる特徴だと考えられます。パソコンではあまり見られませんが、ワークステーションでは Adobe や Autodesk 等の主要ベンダーのアプリケーションにおいて ISV 認証を取得している製品が多く見られます。

ハイエンドPCとワークステーションの境界線を考える (1/2) - ITmedia PC USER には、ワークステーションの主流 OS は Unix から Windows へ移行し、主流 CPU は RISC CPU から x86 CPU へ移行したことにより、ハードウェアの仕様を見る限りでは高性能パソコンとワークステーションの違いはなくなってしまったかのように見えるが、以下の違いがあると書かれています。
だが、ワークステーションには、長時間にわたり持続的に高性能を発揮させるために不可欠なボディ設計や冷却の工夫など、単にスペックを高めただけではないノウハウが注ぎ込まれている。
パソコンの使い方は人によりますが、パソコンを使う人は高性能を発揮させる時間の長さは一時的に留まる人が多いと思います。ワークステーションも使い方は人によりますが、ワークステーションを使う人は高性能を発揮させる時間の長さは1日中どころか数日や数週間等の長期間になることも珍しくないでしょうから、ワークステーションは高性能パソコンよりも高い安定性があると考えられます。

・パソコンは家庭用コンピューター、ワークステーションは業務用高性能コンピューター
・パソコンよりもワークステーションの方が、長時間の高負荷でも安定して動作することを重視して設計されている


キャンペーン情報
富士通
・スプリングセール
クーポン利用で18〜24%OFF等の11大特典
(4月21日迄)
学割キャンペーン icon
学生、教職員の方に特別割引クーポン等の学割特典
(キャンペーン実施中)
シークレットクーポン
特別割引率のクーポン
(5月12日迄)

ワークステーション基礎知識



デル株式会社