リチウムイオンバッテリーの放置

最終更新日 2025年08月29日

基礎

リチウムイオンバッテリーの放置とは、リチウムイオンバッテリーをそのままにして放って置くことです。ホウチと読みます。

放置による劣化を抑制可能

リチウムイオンバッテリーを放置すると劣化しますが、劣化は避けられません。劣化を抑えることはできます。

満充電やバッテリー切れで放置しない

リチウムイオンバッテリーを満充電の状態、またはバッテリー切れの状態で長時間放置すると劣化が早まります。リチウムイオンが正極、または負極に偏り続けると劣化が早まるためです。満充電に近い状態や、バッテリー切れに近い状態での長時間保存も良くないです。長時間放置する場合、充電率が50%程度の状態にしておきます。

高温環境や低温環境で放置しない

リチウムイオンバッテリーを高温の環境や低温の環境で放置すると劣化が早まります。35度以上の環境や0度以下の環境で放置しないようにします。ちなみに使う場合では、高温の環境だと内部の化学反応が過剰に活発になり劣化が早まります。低温の環境だと容量が低下します。どうしても夏の炎天下や冬の氷点下などの環境で使ったり放置したりする場合があると思いますが、その場合は劣化が早まることなどを受け入れます。

・こまめな充電で劣化？あたためると復活？「リチウムイオン電池」を上手に使う方法（4ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2013/07/10公開記事)

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