ワイヤレス充電規格Qi(チー)、充電の仕組みとは？

最終更新日 2023年09月07日

継ぎ足し充電は問題なし　意外なバッテリー新常識｜MONO TRENDY｜NIKKEI STYLE には、ワイヤレス充電規格Qi(チー)の充電の仕組みについて、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2018/06/13)

充電台内のコイルで電力を磁力に変え、端末内部のコイルで再び電力に変換して充電するという仕組みだ。

同記事のさらなる解説によると、充電台によっては同時に複数機器の充電に対応しているそうです。当初の最大出力は5Wでしたが、最近では最大出力が15Wの製品があるそうです。

コイルを使って電力を磁力に変え、その磁力を電力に変えて充電する仕組みのようです。

【解説】なぜケーブルなしで充電できるの？ スマホのワイヤレス充電の仕組み - ITをもっと身近に。ソフトバンクニュース には、ワイヤレス充電規格Qi(チー)の充電の仕組みがわかりやすい図が掲載されています。(この記事の公開年月日は2018/10/17)


ワイヤレス充電規格Qi(チー)では電磁誘導の原理を応用して充電を実現しており、学校の理科で電磁誘導の原理を学習し実験を行った記憶があります。

電磁誘導の原理について簡単に言うと、コイルに電流を流すと磁束が発生します。発生した磁束が別のコイルに影響を及ぼすと、別のコイルでは発生した磁束を打ち消すように別のコイルに電流が流れます。

ワイヤレス充電の実現は技術的に難しくないように見えますが、多くの人にとって便利であるところまで実現するとなると難しいと思います。

上記で紹介した記事を参考にすると、例えばスマートフォンであれば充電パッドに近づける必要があり、それなら従来からあるケーブル経由で充電する方法で良いと思います。

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