BluetoothのaptX

最終更新日 2025年02月26日

BluetoothのaptXとは

基礎

BluetoothのaptXとは、BluetoothのプロファイルのA2DPが、音声データの圧縮や伸張を行うために使用するコーデックです。エーピーティーエックスと読みます。他の呼び方に、apt-Xがあります。

メリット

aptXには、SBCよりも音質が高く遅延が小さい、以上のメリットがあります。

種類

aptXには複数の種類があります。例えば、圧縮効率優先のaptX Live、可逆圧縮で高音質のaptX Lossless等があります。

BluetoothのaptXの種類

主な種類

種類 特徴
aptX ・aptXの基本コーデック
・サンプリング周波数は最大48kHz、量子化ビット数は最大16bit、ビットレートは最大384kbps
aptX HD ・ハイレゾ音源に対応
・サンプリング周波数は最大48kHz、量子化ビット数は最大24bit、ビットレートは最大576kbps
aptX Low Latency ・遅延が小さく動画視聴やゲームに向く
・遅延が40ms
aptX Adaptive ・ハイレゾ音源に対応
・サンプリング周波数は最大96kHz、量子化ビット数は最大24bit
・ビットレートは279k〜420kbps(通信環境に応じてビットレートを低くし音声の途切れを防ぐ)
・遅延が50m〜80ms

出典

エーピーティーエックス(aptX)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
最新の無線LAN規格、「Wi-Fi 6E」で何が変わる?(4ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2022/12/15公開記事)


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