システムバス、FSB、ベース、各クロックは同じ?違う?

最終更新日 2019年10月11日

FSB クロックとシステムバスクロックは違うのか

BIOS設定によるオーバークロック 実践編 2/2 DOS/V POWER REPORT | Impress Japan には、以下のとおり書かれています。(この記事は2007年4月号の記事)
 CPUには外部のPLL(Phase Locked Loop)から基準となるクロック(FSBクロック)が供給されており、それをCPU内部で何倍かにして動作させている。

(略)

 ただし、FSBクロックを基準に動作しているのはCPUだけではなく、チップセットなども同じFSBクロックを基準に動作している。そのため、FSBクロックを上げていくと、システムバスやメモリクロックも連動して上昇してしまう(図参照)。
同記事では、FSB クロックとシステムバスクロックの例を紹介しています。

FSB クロック 266MHz
システムバスクロック 266MHz×4=1,066MHz

同記事では、FSB クロックとシステムバスクロックが出てきます。FSB クロックとシステムバスクロックは、同じではなく違うようです。

同記事では PLL が生成するクロックを FSB クロックと呼んでいますが、ベースクロックとも呼べると考えられます。

システムバスクロックとは何か具体的に書かれていませんが、システムバスとは CPU とチップセットを接続するバス、システムバスクロックとはデータ通信の信号のクロックであると考えられます。

つまり、システムバスは実際に FSB クロック(ベースクロック)で動作していますが、データ通信の信号のクロックは FSB クロック(ベースクロック)の4倍であり、システムバスはデータ通信の信号のクロックで動作しているように見えます。

FSB クロックとベースクロックは同じだったが違うようになったのか

2/3 図解 CPUのクロック周波数 [ノートパソコン] All About では、(この記事の公開年月日は2007年5月15日)
FSBは、CPUとチップセットを接続するバス(伝送路)だが、これは800MHzとなる。
FSBは800MHzだが、ベースクロックは200MHz。FSBとベースクロックの周波数が異なっているが、これは1クロックで1つの信号を送るところ、クアッドパンプ(Quad Pumped)という技術を使い、1クロックで4つの信号を送っているためだ。

(略)

このような技術を使う前までは、ベースクロックとFSBは同じでわかりやすかったが、似たような用語や単位をそのまま使っているため、混乱の基になっている。
同記事では、FSB クロックとベースクロックが出てきます。クアッドパンプが登場する前は FSB クロックとベースクロックは同じでしたが、クアッドパンプ登場後は同じではなく違うようになったようです。

同記事では CPU とチップセットを接続するバスを FSB と呼んでいますが、システムバスとも呼べると考えられます。FSB やメモリーバス等を、まとめてシステムバスとしている可能性もあると考えられます。ここでは、システムバスについては考えないとします。

同記事では、FSB クロックをベースクロックの4倍としていますが、実際には FSB はベースクロックで動作し、データ信号を送るクロックはクアッドパンプによりベースクロックの4倍であり、このデータ信号のクロックを FSB クロックとしていると考えられます。

つまり、FSB は実際にはベースクロックで動作していますが、データ信号のクロックで動作しているように見えます。

FSB クロックとベースクロックは同じだが、これらのクロックとシステムバスクロックは違うのか

クアッドコア&DDR3オーバークロック大会|Core2 Quad オーバークロック設定術 には、以下のとおり書かれています。(この記事の内容から2008年頃に書かれた記事と思われる)
図のように、CPUは、PLL ICと呼ばれる外部チップから生成されるクロック(FSBクロックまたはベースクロック)をCPU内部で何倍かにして動作させている。

(略)

ちなみに、図に書かれている「システムバス」とは、CPUとチップセット(MCH)をつなぐバスであり、そのクロックは「FSBクロック×4」と決まっている。
同記事では、Core 2 Quad Q9450 を例にして FSB クロック(ベースクロック)は 333MHz、システムバスクロックは 1,333MHz(333MHz×4)と掲載しており、FSB クロックとベースクロックは同じですが、これらとシステムバスクロックは同じではなく違うようです。

同記事では、CPU とチップセットを接続するバスをシステムバスと呼んでいます。FSB は何のバスかは書かれていませんが、システムバスと同様に CPU とチップセットを接続するバスを指すと考えられます。

同記事では、システムバス(FSB)が実際に動作するクロックはベースクロックですが、その実際に動作するクロックを FSB クロックとし、データ通信の信号のクロックをシステムバスクロックとしていると考えられます。

つまり、システムバス(FSB)は実際には FSB クロック(ベースクロック)で動作していますが、システムバスクロックで動作しているように見えます。


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