カラースペース

最終更新日 2022年04月24日

カラースペースとは

基礎

カラースペースとは、機器が再現できる色を数値等のパラメーターで表し、2次元空間や3次元空間に配列した範囲です。色空間と呼ぶ場合もあります。

規格

カラースペースには規格があります。機器同士で対応規格が異なると別の機器とは再現した色が異なって見える場合があります。規格が異なっても再現できる色の範囲が同じくらいであれば色の見え方がほとんど同じです。ディスプレイ、プリンター、デジタルカメラ、画像編集用ソフトウェア等、それぞれが同じ規格に対応が望ましいですが、再現できる色の範囲が同じくらいであれば異なる規格に対応でもよいです。

カラーモデルとの関係

sRGBとRGBを利用しカラースペースとカラーモデルの関係を解説します。カラーモデルとは数値や記号を利用し色を表したものです。RGBはカラーモデルの一種で、赤色、緑色、青色、それぞれの明るさを数値(0〜255等)で表し3色を組み合わせて色を表します。他にもシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックを組み合わせるCMYK、色相・彩度・明度を組み合わせるHSV、色相・彩度・輝度を組み合わせるHLS等があります。

色を測定し測定値を出す機器があり、RGBではどのくらい測定値を得られたら赤色、緑色、青色とするか決まっていません。各機器がRGBを採用するだけでは、赤色、緑色、青色、それぞれの明るさを表す数値が同じでも、再現する色が機器に依存し機器によって色の見え方が異なります。

RGBを採用し、どのくらいの測定値を得られたなら赤色、緑色、青色とするか決めたカラースペースの一種がsRGBです。RGBを採用したカラースペースは他にもありAdobe RGBが有名です。sRGBとAdobe RGBでは、定義している赤色、緑色、青色、それぞれの測定値が異なります。RGBを採用するカラースペースが多いですが、三原色で人間の眼が認識できる色をほぼ再現できるためです。全ての色を再現できませんが、三原色で再現できる色で十分です。

色域との関係

色域とは機器が再現できる色の範囲です。人間の眼が認識できる色の範囲を機器が全てカバーできないので色域が限られます。カラースペースと似ていますが、色域はカラースペースが存在しない色範囲も指す場合があります。一般的にはカラースペースが存在するので、色域はカラースペースが再現できる色の範囲を指す場合が多いです。同じカラースペースに対応でも機器によって再現できる色の範囲が微妙に異なる場合があります。色域が各機器固有の再現可能な色範囲を指す場合も多いです。

色再現性との関係

色再現性とは機器が再現できる色の範囲です。カラースペースと似ていますが、再現できる色範囲の広さを表現する場合に使用します。広ければ色再現性が高い、色再現性がよい等と表現します。狭ければ色再現性が低い、色再現性がよくない等と表現します。

元の色と再現した色の違いの大きさを表現する場合にも使用します。この場合、違いが小さければ色再現性が高い、色再現性がよい等と表現します。違いが大きければ色再現性が低い、色再現性がよくない等と表現します。

カラースペースの規格

sRGB

sRGBとはstandard RGBの略で、ヒューレット・パッカードとマイクロソフトが提唱し、後に国際電気標準会議(IEC)が策定したカラースペースの規格です。エスアールジービーと読みます。

Adobe RGB

Adobe RGBとはアドビシステムズが提唱し策定したカラースペースの規格です。アドビアールジービーと読みます。カラースペースが再現できる色の範囲を色域と呼びますが、Adobe RGBはsRGBよりも色域が広いです。例えば画像をディスプレイに表示する場合、Adobe RGBだと豊かな色を再現できます。ただし画像を扱うもの全てがAdobe RGBに対応の必要があります。例えばデジタルカメラで撮影した画像をディスプレイに表示しプリンターで印刷する場合、デジタルカメラ、ディスプレイ、プリンターの全てがAdobe RGBに対応の必要があります。全てが対応ではなくても画像を扱えますが、カラースペースが異なると色域も異なり正しい色を再現できません。


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