DRAMのCAS(Column Address Strobe)

最終更新日 2024年10月05日

DRAMのCAS(Column Address Strobe)とは

基礎

DRAMのCASとはColumn Address Strobeの略で、DRAMの特定のメモリーセルにアクセスする際、アクセスする列アドレスを指定するタイミングを示すために出力する信号です。キャスと読みます。

メモリーセル

メモリーセルとは、DRAMを構成している最小の要素です。DRAMが格子状のメモリーセルで構成されています。

CASの他にRASもある

CASの他にRASもあります。RASとはRow Address Strobeの略で、アクセスする行アドレスを指定するタイミングを示すために出力する信号です。CASもRASも信号の立ち下がりがタイミングです。

アドレス信号がアドレスを示す

アドレスを指定しメモリーセルにアクセスしますが、行アドレスと列アドレスを指定します。アドレスを示すために出力する信号がアドレス信号であり、行アドレスと列アドレスを示します。

メモリーセルにアクセスする大まかな流れ

アドレス信号で行アドレスを出力します。RASを立ち下げ、アドレス信号から行アドレスを取得します。次にアドレス信号で列アドレスを出力します。CASを立ち下げ、アドレス信号から列アドレスを取得します。取得した行アドレスと列アドレスにあるメモリーセルにアクセスします。

出典

CAS - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
RAS信号、CAS信号(Row Address Strobe、Column Address Strobe) 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(1999/12/10更新記事)


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DRAMの信号



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