DRAMのプリチャージ
最終更新日
2024年10月05日
DRAMのプリチャージとは
基礎
DRAMのプリチャージとは、DRAMのメモリーセルからデータを読み出した後、そのデータを同じメモリーセルに書き込むことです。メモリーセル
メモリーセルとは、DRAMを構成している最小の要素です。メモリーセルに電荷を蓄えることによってデータを記憶します。電荷の有無で1ビットのデータを記憶します。プリチャージが必要な理由
メモリーセルからデータを読み出すと、メモリーセルから電荷がなくなります。DRAMの特徴のため避けられません。このままだとメモリーセルからデータもなくなるため、読み出したデータを同じメモリーセルに書き込む、すなわち元のデータ記憶状態にするために電荷を補充します。これがプリチャージであり、メモリーセルから読み出したデータがメモリーセルからなくならないようにプリチャージします。プリチャージのデメリット
プリチャージには、プリチャージ中にメモリーセルへアクセスできなくなるためアクセス速度が低下する、以上のデメリットがあります。出典
・Insider's Computer Dictionary:プリチャージ とは? - @IT(2001/06/05更新記事)
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