MTBF

最終更新日 2022年03月15日

MTBFとは

基礎

MTBFとはMean Time Between Failureの略で、システムに故障が発生後に次に故障が発生するまでの平均時間です。エムティービーエフと読みます。日本語では平均故障間隔と言います。MTBFが長いほど故障が発生しにくいです。

MTBFと寿命

MTBFは寿命ではない

システムは、まず初期故障期間において故障率が高く、一般的に初期故障期間が約1年間です。その後、故障率が低い偶発故障期間が続きますが、何年続くかシステムによって異なります。偶発故障期間が終わると摩耗故障期間に入り、故障率が高くなります。摩耗故障期間に故障すると寿命です。偶発故障期間における故障率を利用し、摩耗故障期間を考慮せずにMTBFを求めるので、MTBFは寿命ではありません。

人間に例えた説明

人間に例えてMTBFは寿命ではないと説明します。25歳の人間を大勢集め、1年間に故障(死亡)した割合を調査し故障率(死亡率)を出します。故障率(死亡率)は、「故障者(死亡者)÷集めた25歳の人間の数」です。MTBFは故障率(死亡率)の逆数です。一般的に25歳の故障率(死亡率)が低いので、MTBFが100年よりも圧倒的に長く、人間が生きられるはずがない年数が出ます。人間は年齢が高くなるほど故障率(死亡率)が高くなります。このような事情を考慮せずに25歳の人達に限定し1年間の故障率(死亡率)しか見ていない、すなわち25歳時の故障率(死亡率)が永久に続くとしたので、MTBFが寿命とは思えないほど長い時間になります。

摩耗故障期間を考慮して出したMTBF

MTBFを求めるために摩耗故障期間も考慮すれば、寿命と同じと言えるMTBFを求められますが、現実的ではありません。上記の人間の例だと、集めた25歳の人達全員が死亡するまでMTBFを出せません。一般的にシステムは人間よりも早く寿命を迎えるでしょうが、それでもかなりの長期間を経ないとMTBFを出せません。例えばパソコンの場合だと、10年も経てば大半は寿命を迎えるでしょうが、まだまだ寿命を迎えていない場合もあるはずです。仮に10年経過後にMTBFを出せたとしても、MTBFを出せた頃にはもう製品が販売されておらずほとんど使用されていません。MTBFに使い道がありません。

MTBFと耐久性

MTBFと耐久性の関係性

MTBFが耐久性の高さと関係あると見聞きします。逆に関係ないと見聞きもします。

耐久性の高さとは、故障の少なさを意味する場合があります。その場合はMTBFが耐久性の高さと関係あります。MTBFが大きいほど故障が少ないためです。

耐久性の高さとは、故障率が高くなる摩耗故障期に入り、故障し寿命を迎えるまでの長さを意味する場合があります。その場合はMTBFが耐久性の高さと関係ありません。MTBFは故障率が低い偶発故障期における故障のしにくさを示すので、寿命の長さの参考になりません。


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