マルチスレッド

最終更新日 2024年01月10日

マルチスレッドとは

基礎

マルチスレッドとは、プロセスを複数のスレッドに分けて同時に実行することです。アプリケーションでマルチスレッドを行うと、その処理速度が向上します。

マルチスレッドがOSの機能を指す場合あり

マルチスレッドが複数のスレッドを同時に実行可能なOSの機能を指す場合があります。

マルチスレッドのメリット

マルチスレッドでは処理速度が向上するメリットがあります。料理する人に例えると、鍋料理のためにお湯を沸かし、食材を切り、切った食材を鍋に入れて茹でるとします。この一連の作業がプロセスに該当します。お湯が沸くまで時間かかるので、お湯が沸くまでの間に食材を切ることができます。お湯を沸かす、食材を切る、この2つがスレッドに該当し、この2つを同時に行うことがマルチスレッドに該当します。お湯が湧いてから食材を切るよりも作業が早く終わります。

CPUのコアが複数あるとマルチスレッドの効果が高まる

複数のCPUがある、CPUが1つでも複数のコアを持つCPUがある場合、さらにマルチスレッドによる処理速度が向上する効果が高まります。各コアがスレッドを実行できるためです。

用語

プロセスとは、コンピューターが実行するプログラムの処理の単位です。プログラムの処理を分けたものがプロセスであり、プロセスを順次実行します。スレッドとは、コンピューターがプログラムの処理を同時実行するときに分割した処理の単位です。

出典

マルチスレッド - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/19更新記事)
マルチスレッド(multithreading) 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(1999/04/23公開記事)


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