スペクトラム拡散

最終更新日 2024年12月11日

スペクトラム拡散とは

基礎

スペクトラム拡散とは、無線通信において、送信側が信号の周波数帯域を大幅に広げて送信し、受信側で復調する変調技術です。スペクトラム・カクサンと読みます。他の呼び方に、スペクトル拡散、周波数拡散があります。

メリット

スペクトラム拡散には、干渉やノイズに強い、秘匿性に優れる、以上のメリットがあります。秘匿性に優れるため、元々は軍事技術として使用されていました。

ノイズに強い理由

信号の周波数帯域を広げると、信号の密度を下げて送ることになるため出力が弱くなり、信号なのかノイズなのか見分けにくくなります。復調すると周波数帯域が元に戻りますが、ノイズが混じっていても復調するとノイズの成分が薄まります。

出典

スペクトラム拡散 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
スペクトラム拡散(スペクトラムかくさん)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書


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