コンピューターの状態

最終更新日 2022年05月30日

コンピューターの状態とは

基礎

コンピューターの状態とは、時の流れの中で、ある一点におけるコンピューターの様子です。

コンピューターの状態の種類

工場出荷時の状態

工場出荷時の状態とは、新品のコンピューターの電源を初めて入れて使用可能になったときの状態です。一般的に使用可能になるまで様々な設定が必要であり、設定完了後の状態を指します。厳密には電源を初めて入れた直後かつ設定作業前の状態が工場出荷時の状態ですが、設定作業が終わり使用可能になったときの状態を指します。

コマンド待ち状態

コマンド待ち状態とは、コンピューターに対し処理の実行を指示するコマンドを、ユーザーが入力するのをコンピューターが待っている状態です。

キー入力待ち状態

キー入力待ち状態とは、コンピューターに対し処理の実行開始を指示するキーを、ユーザーが入力するのをコンピューターが待っている状態です。一般的に指示するキーとしてEnterキーを使用します。

アイドル状態

アイドル状態とは、コンピューターが処理を実行していない状態です。厳密にはコンピューターが常に何かの処理を自動的に実行しています。ユーザーが処理の実行を指示しておらず、自動的に実行する処理の負荷が無視できるほど小さい状態のときにアイドル状態と呼びます。

軽い状態

軽い状態とは、コンピューターの処理にかかる時間が短く、処理が早く終る状態です。

重い状態

重い状態とは、コンピューターの処理にかかる時間が長く、処理が終わるまで遅い状態です。

オンライン

オンラインとは、コンピューターが何かと接続している状態です。例えばネットワークに接続している、クライアント・コンピューターとしてホスト・コンピューターに接続している等が該当します。

オフライン

オフラインとは、コンピューターが何かと接続していない状態です。例えばネットワークに接続していない、プリンターと接続していない等が該当します。

起動状態

起動状態とは、コンピューターの電源を入れて使用可能になった状態です。

スタンバイ、サスペンド、スリープ状態

スタンバイ状態とは、コンピューターが搭載するデバイスの一部を動作停止とし、すぐに動作停止前に戻れるようにしておく状態です。サスペンド状態、スリープ状態と呼ぶ場合もあります。スタンバイ状態でもコンピューターの電源が入っており一部のデバイスが動作するので電力を消費しますが、消費電力を抑えられます。

Windowsではこの状態にする機能の呼び方が変わってきました。Windows 95ではサスペンド、Windows 98以降ではスタンバイ、Windows Vista以降ではスリープと呼びます。Mac OSではスリープ、Linuxではサスペンドと呼びます。

休止状態

休止状態とは、コンピューターを動作停止とし、動作停止前に戻れるようにしておく状態です。ハイバネーション状態と呼ぶ場合もあります。休止状態に入る前に主記憶装置の保存データを補助記憶装置に保存します。シャットダウン状態と同じように主記憶装置への電力供給がなくなりデータを保持できないためです。動作停止前に戻るときにデータを主記憶装置に戻します。スタンバイ状態と異なりコンピューターが搭載する全てのデバイスを動作停止するので電力を消費しません。

WindowsではWindows 2000から休止状態に対応しました。Windowsも例外ではなく主記憶装置のデータを補助記憶装置にファイルとして保存しますが、そのファイルをハイバネーションファイルと呼びます。ファイル名がhiberfil.sysです。

シャットダウン状態

シャットダウン状態とは、コンピューターを動作停止した状態です。シャットダウン状態のときに電源を入れると起動状態になります。

簡易なシャットダウン状態、完全なシャットダウン状態

Windows 7まではシャットダウン状態が1種類のみでした。Windows 8から簡易なシャットダウン状態と完全なシャットダウン状態の2種類があります。Windows 8から簡易なシャットダウン状態が追加となり、従来のシャットダウン状態を完全なシャットダウン状態と呼びます。標準設定では簡易なシャットダウン状態になります。簡易なシャットダウン状態の方が起動にかかる時間が短いです。

簡易なシャットダウン状態にする場合、高速スタートアップ機能を利用し、完全なシャットダウン状態では利用しません。高速スタートアップ機能を利用すると、BIOS設定内容や搭載PCパーツや接続中の周辺機器に関するデータをストレージに保存します。次回起動時にそのデータを読み込むことで、搭載PCパーツや接続中の周辺機器からデータを取得する等の処理が不要となり起動時間が短縮します。

簡易なシャットダウン状態にした後にBIOS設定内容や搭載PCパーツや接続中の周辺機器を変更し、その後に電源を入れると正常に起動しなかったり、起動しても搭載PCパーツや接続中の周辺機器を正常に認識しない場合があります。変更する場合は、完全なシャットダウン状態にするとよいです。変更していない場合でも簡易なシャットダウン状態にした後の起動で動作が不安定になる等のトラブルが発生した場合、完全なシャットダウン状態にすると解決する可能性があります。

システムダウン

システムダウンとは、何らかの原因でコンピューターが正常に動作しなくなる状態です。例えばコンピューターが故障する、OSにバグがあり突然電源が落ちる、停電が発生する等が原因でシステムダウンが起きます。

熱暴走

熱暴走とは、コンピューターの冷却性能が不足し温度が高くなりすぎて正常に動作しなくなる状態です。コンピューターが搭載するプロセッサーで熱暴走が起きやすいです。プロセッサーが動作すると発熱しますが、冷却性能が不足し温度が高くなりすぎると正常に動作できません。使用環境の温度が高いほど熱暴走が起きやすいです。性能が高いほど発熱が大きいので、性能が高いほど熱暴走が起きやすいです。使用環境や性能に見合った冷却性能があれば熱暴走を防げます。


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