Ryzen 3 3300XとRyzen 3 3100の違いとは?
最終更新日
2023年09月07日
Ryzen 3 3300XとRyzen 3 3100の違いとは何か
同じ「4コア8スレッド」でも中身が違う? AMDが説明する「第3世代Ryzen 3」の秘密 - ITmedia PC USER
には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2020/05/07)
Ryzen 3 3300XとRyzen 3 3100どちらもZen 2マイクロアーキテクチャを採用しています。
Zen 2マイクロアーキテクチャでは、最大2つのCCD(Core Complex Die)とI/Oダイを連結しています。CCD(Core Complex Die)の個数は製品によって異なり、1つの場合もあります。
CCD(Core Complex Die)とは、最大2つのCCX(Core Complex)を搭載する部品です。CCX(Core Complex)の個数は製品によって異なり、1つの場合もあります。
CCX(Core Complex)とは、コアとキャッシュメモリーが一体となっている部品です。CCX(Core Complex)のコア数やキャッシュメモリー容量は製品によって異なります。
I/Oダイとは、データ入出力を行う部品です。
先に紹介した各記事によると、Ryzen 3 3300XのCCD(Core Complex Die)は1つ、CCD(Core Complex Die)が搭載しているCCX(Core Complex)は1つ、CCX(Core Complex)のコア数は4でL3キャッシュメモリー容量は16MBのようです。
Ryzen 3 3100もCCD(Core Complex Die)は1つですが他に違いがあり、CCD(Core Complex Die)が搭載しているCCX(Core Complex)は2つ、CCX(Core Complex)のコア数は2でL3キャッシュメモリー容量は8MBのようです。
各コアが使用できるL3キャッシュメモリー容量は、コアが存在するCCX(Core Complex)内のL3キャッシュメモリー容量に限られますので、Ryzen 3 3300Xは16MB、Ryzen 3 3100は全体で16MBあっても8MBのようです。
そのため、Ryzen 3 3300XはRyzen 3 3100よりもL3キャッシュメモリーを効率的に使えるようです。
Ryzen 3 3300Xでは全てのコアが1つのCCX(Core Complex)にあり、コア間のデータやり取りで発生するレイテンシー(遅延)を抑えられるようです。
Ryzen 3 3100ではコア間のデータやり取りでCCX(Core Complex)間でデータをやり取りすることになってしまう場合があり、レイテンシー(遅延)が大きくなるようです。
各記事のさらなる解説によると、Ryzen 3 3300XはRyzen 3 3100よりもクロック周波数が高いですが、CPU内部の構成の違いも大きく影響して、Ryzen 3 3300Xの方が高性能だそうです。
Ryzen 3 3100のCCDは「2コア4スレッド/8MB L3キャッシュ」のCCXを2基備える構成となっている。CCX内のL3キャッシュは、それぞれのCCX内でのみ利用できるため、それぞれのコアが使えるL3キャッシュは最大で8MBということになる。4コアながら侮れない 第3世代Ryzen待望のエントリーモデル「Ryzen 3 3100」「Ryzen 3 3300X」を試す (1/3) - ITmedia PC USER には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2020/05/07)
一方、Ryzen 3 3300XのCCDは「4コア8スレッド/16MB L3キャッシュ」のCCXを1基のみ有効化した構成となっている。Ryzen 3 3100との大きな違いは、全てのコアが16MBのL3キャッシュにアクセスできることにある。全てのコアが1基のCCXに集約されていることで、コア間のレイテンシー(遅延)も極限まで抑制できることもメリットだ。
AMDの資料によると、Ryzen 3 3100のCCDは「2コア/8MB L3キャッシュ」のCCXを2基搭載しているのに対し、Ryzen 3 3300XのCCDは「4コア/16MB L3キャッシュ16MB」のCCXを1つだけ搭載している。2万円前後で買える4コアCPU「Ryzen 3 3300X/3100」のゲーム性能をチェック。「Core i3-10300」との対決結果はいかに? には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2020/08/27)
ただし,両CPUのCPUチップレットには大きな違いがある。Ryzen 3 3300Xは,2つあるCCXのうち1基を無効化して4コアCPUを構成している。その一方で,Ryzen 3 3100はCCXが2基ある構成はそのままに,CCX内にあるCPUコアをそれぞれ2基ずつ無効化して4コアCPUにする構成となっているのだ。Ryzen 3 3300XとRyzen 3 3100それぞれの仕様を比較するとクロック周波数が異なり、他の仕様は同じように見えますが、CPU内部の構成に違いがあるようです。
そのため,Ryzen 3 3300Xでは4基のCPUが容量16MBのL3キャッシュを共有しているのだが,Ryzen 3 3100では2基のCPUコアが8MBのL3キャッシュを共有しており,内部インターコネクトを介して2基のCCXを組み合わせている。
Ryzen 3 3300XとRyzen 3 3100どちらもZen 2マイクロアーキテクチャを採用しています。
Zen 2マイクロアーキテクチャでは、最大2つのCCD(Core Complex Die)とI/Oダイを連結しています。CCD(Core Complex Die)の個数は製品によって異なり、1つの場合もあります。
CCD(Core Complex Die)とは、最大2つのCCX(Core Complex)を搭載する部品です。CCX(Core Complex)の個数は製品によって異なり、1つの場合もあります。
CCX(Core Complex)とは、コアとキャッシュメモリーが一体となっている部品です。CCX(Core Complex)のコア数やキャッシュメモリー容量は製品によって異なります。
I/Oダイとは、データ入出力を行う部品です。
先に紹介した各記事によると、Ryzen 3 3300XのCCD(Core Complex Die)は1つ、CCD(Core Complex Die)が搭載しているCCX(Core Complex)は1つ、CCX(Core Complex)のコア数は4でL3キャッシュメモリー容量は16MBのようです。
Ryzen 3 3100もCCD(Core Complex Die)は1つですが他に違いがあり、CCD(Core Complex Die)が搭載しているCCX(Core Complex)は2つ、CCX(Core Complex)のコア数は2でL3キャッシュメモリー容量は8MBのようです。
Ryzen 3 3300X | |
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CCD(Core Complex Die)
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I/Oダイ |
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各コアが使用できるL3キャッシュメモリー容量は、コアが存在するCCX(Core Complex)内のL3キャッシュメモリー容量に限られますので、Ryzen 3 3300Xは16MB、Ryzen 3 3100は全体で16MBあっても8MBのようです。
そのため、Ryzen 3 3300XはRyzen 3 3100よりもL3キャッシュメモリーを効率的に使えるようです。
Ryzen 3 3300Xでは全てのコアが1つのCCX(Core Complex)にあり、コア間のデータやり取りで発生するレイテンシー(遅延)を抑えられるようです。
Ryzen 3 3100ではコア間のデータやり取りでCCX(Core Complex)間でデータをやり取りすることになってしまう場合があり、レイテンシー(遅延)が大きくなるようです。
各記事のさらなる解説によると、Ryzen 3 3300XはRyzen 3 3100よりもクロック周波数が高いですが、CPU内部の構成の違いも大きく影響して、Ryzen 3 3300Xの方が高性能だそうです。
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