CPUクーラーのヒートパイプがCPUに直接接触が良い?

最終更新日 2020年06月27日

CPUクーラーのヒートパイプがCPUに直接接触が良いのか

冷却編 1/2 DOS/V POWER REPORT | Impress Japan には、以下のとおり書かれています。(この記事は2008年12月号の記事)
 接触型の製品は、ヒートパイプが直接CPUに接触するため、一般的な(CPUとヒートパイプの間にアルミや銅の板を挟む)タイプに比べ、CPUからの熱を効率的にヒートパイプに伝えることができ、性能面で有利となる。ただし、加工精度が高くないと、CPUとの間に隙間が空いてしまい、かえって熱伝導率(熱を伝える効率)が下がってしまうというデメリットがある。
加工精度が低いと逆効果となりますが、ヒートパイプがCPUに直接接触するタイプのCPUクーラーは冷却性能で有利のようです。

本当に冷却性能で有利なのかどうかは、ほぼ同じ仕様だがヒートパイプがCPUに直接接触しないタイプのCPUクーラーと比べてみないとわからないと思います。

6コア時代を迎え撃て! CPUクーラー大攻略 1/3 | PC冷却&静音化 究極マニュアル | DOS/V POWER REPORT には、CPUクーラーのヒートパイプについて、以下のとおり書かれています。(この記事は2010年9月号の記事)
最新製品では、さらに冷却能力を上げるべく、CPUに直接接触するタイプ(左)が増加している
CPUクーラーのヒートパイプがCPUに直接接触すると冷却能力が上がるようですが、その理由について書かれていません。先に紹介した記事に書かれていた内容と同じで、CPUの熱がヒートパイプに伝わりやすくなるので、冷却能力が上がると考えられます。

ASCII.jp:知ったかできるパーツ基礎知識【ケース/電源/クーラー編】 (6/6)|アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2011 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2011/04/16)
 また、ヒートパイプの接触方式には直接CPUのコア部に接触する“直接触式”(ダイレクトタッチ等とも呼ばれている)と”非接触式”の2種類がある。一時期“直接触式”の製品が多くなっていたが、2010年から2011年にかけて発売されたモデルについては半々といったところ。実際ベンダーによっては“直接触式”に明確なメリットがないため採用を見送っているところもあり、その効果の程は未だ定かではない。
CPUクーラーのヒートパイプがCPUに直接接触している方が優れており冷却性能で有利なのかどうかは、まだ結論が出ていないようです。

CPUクーラーのメーカーなら直接触式と非接触式それぞれのCPUクーラーを用意して検証していそうであり、直接触式の方が優れていることを示す検証結果を出しているメーカーが見られないということは、直接触式による効果はあまりないと考えられます。

10周年を迎えた国内PCパーツメーカーの老舗サイズ、そのモノづくりへのこだわりに迫る - エルミタージュ秋葉原 には、CPUクーラー等を取り扱う株式会社サイズの人達(渡辺氏、杉田氏)へインタビューした内容が掲載されています。(この記事の公開年月日は2013/10/22)

ヒートパイプがCPUに直接接触しているCPUクーラーを使ってテストを行ったことに関する話が掲載されており、結論だけ簡単に書くと直接触式はオーバークロックしたCPUの冷却には全く向いていないそうです。

このテスト結果の見解について、以下のとおり書かれています。
・編集部:
サイズとしての見解では、ヒートパイプダイレクトタッチは冷えないという結論でいいでしょうか。
・渡辺氏:
結論から言えばそうなります。正確には、ある一定以上の冷却性能が出ないということでしょうか。ハッキリとした理由は社内でも見解が分かれるところです。杉田は「ヒートパイプを平坦に加工するのが良くない」という意見。私は他にもベースとの接着方法やヒートパイプそのものの選択等、さまざまな要因があるのではないかと考えています。不思議ですよね。初めて目にした時は「なんて革新的な方法なんだ」と思いましたから。でも冷えない。奥が深いです。
ヒートパイプがCPUに直接接触しているCPUクーラーを完全否定しているわけではなく、高い冷却性能を必要としない用途では直接触式を使うのもありだそうです。このことに関して、以下のとおり書かれています。
・杉田氏:
それは分かりませんが、市場のターゲットによって使い分けはしていると思います。なにより、ヒートパイプダイレクトタッチの製品は受熱ベースも薄くて済みますから、コストも安くなります。
 あとは使い手の判断だと思います。常用レベルであればヒートパイプダイレクトタッチ式のCPUクーラーでも問題はありませんから。オーバークロックもしないというのであれば、安い製品が多いので選択するのもアリでしょう。
・渡辺氏:
私もまったく否定はしません。弊社も代理店としてヒートパイプダイレクトタッチ式のCPUクーラーを取り扱う場合もありますから。好みの問題ですね。
ヒートパイプがCPUに直接接触する方式を採用することでコストダウンできるので、直接触式は価格が安いようです。


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