CPUクーラーはトップフローとサイドフローどちらが良い?

最終更新日 2020年07月03日

CPUクーラーはトップフローとサイドフローどちらが良いのか

エルミタージュ秋葉原 エルミタ的「一点突破」 CPUクーラー編 Vol.9 Antec「KUHLER-FLOW」検証 では、トップフローであるCPUクーラーの「KUHLER-SHELF」とサイドフローであるCPUクーラーの「KUHLER-FLOW」、それぞれの冷却性能を比較した結果を掲載しています。(この記事の公開年月日は不明)

両者のCPUクーラーはヒートシンクが同じである等、トップフローかサイドフローかの違い以外はほぼ同じなので、どちらの方が冷却性能が優れているのか参考になります。

検証方法や検証結果に関する詳細な情報は同記事で見てほしいですが、結論について抜粋すると以下のとおりです。
 同一環境で行ったテストにおいて、数字上ではトップフロータイプの「KUHLER-SHELF」がいずれの項目においてもサイドフロータイプの「KUHLER-FLOW」を凌ぐ結果となった。これを見る限り、トップフローは今回の“テスト環境”において、冷却能力が優れている言える。
冷却性能の高さを重視する場合、CPUクーラーはサイドフローよりもトップフローの方が良いようです。

同記事にCPUの温度をアイドル時と高負荷時それぞれにて測定した結果が掲載されていますが、どちらもトップフローの方が2度低いです。そのため、冷却性能に大きな差が出たわけではありません。

同記事に書かれている内容ですが、「KUHLER-SHELF」と「KUHLER-FLOW」を使って検証した結果ですので、他にも様々なCPUクーラーを使って検証してみないと、一般的にトップフローの方が優れているとは言えません。

また、CPUクーラー本来の冷却性能を見るために、PCケースを使わずに検証を行った結果ですので、PCケースも使うとPCケース内部のエアフローとの組み合わせにより、サイドフローの方が冷却性能が高くなる可能性があります。

ASCII.jp:知ったかできるパーツ基礎知識【ケース/電源/クーラー編】 (5/6)|アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2011 には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2011/04/16)
 トップフロータイプはCPUの冷却に加えてCPU周辺のパーツも冷却できるという面で優れた方式だ。さらに、幅の狭いスリム型PCケースや、Mini-ITXクラスのコンパクトPCケースでは高さに制限があるため、必然的に「トップフロータイプ」を使う必要がある。
 一方でサイドフローに比べてCPU周辺のコンデンサやメモリと干渉しやすく、あまり大きくなると取付け自体が困難になるなどの問題もある。

(略)

 現在主流の「サイドフロータイプ」は、CPUコアに接触するベース部と放熱フィンから構成され、ヒートパイプによってベース部の熱を放熱フィンへ移動して冷却する仕組み。さらにヒートパイプを使うことで、放熱フィンを高い位置にマウントできるため、CPU周りのコンデンサ類やメモリなどへの物理的干渉を気にすることなく放熱フィンの大型化と大口径ファンを搭載することができる。
CPUクーラーを選ぶなら取り付けられるのかどうかが重要ですが、内部スペースが狭いPCケースで使うならCPUクーラーの高さに注意が必要のようです。基本的にサイドフローはトップフローよりも高さがあるので、トップフローを選ぶ方が良いようです。

トップフローであってもサイズが大きいとCPU周辺にある部品と物理的に干渉してしまうことがあるので、サイズが大きすぎて取り付けられないことにならないように注意が必要のようです。

冷却性能や静音性を重視しサイドフローでも取り付けられるなら、サイドフローを選ぶ方が良いようです。

トップフローはCPU周辺の部品の冷却に有利のようですが、一般的に有利と言えるのかどうかは不明です。

この辺に関連することを、 CPUソケット周辺をよく冷やせるCPUクーラーはトップフロー型? に掲載しています。

タイプごとに考えるCPUクーラー選び 〜CPUクーラー再入門 その1〜 - AKIBA PC Hotline! では、大型トップフロー、薄型トップフロー、大型サイドフロー、標準サイドフローに分類しており、それぞれの特徴について以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2016/04/13)

大型トップフロー
高さ7〜18cm
・メモリやVRMを冷却しやすい
・効率ではサイドフローに劣る
薄型トップフロー
高さ3〜7cm
・スリム、小型のケースに最適
・マザーボードとの相性が生じやすい、サポートリストを事前に確認
大型サイドフロー
高さ16cm以上
・圧倒的な冷却性能と静音性
・大きいために組み合わせるケースを選ぶ
標準サイドフロー
高さ13〜16cm
・各パーツと相性がよいサイズ感
・比較的大きな製品では小型のケースで干渉することも

CPUクーラーがPCケースやマザーボード上の部品等と物理的に干渉しないことが重要ですが、特に大型サイドフローに注意が必要のようです。

薄型トップフローは最も物理的に干渉しにくいように見えますが、CPU周辺の部品と物理的に干渉しやすいのでマザーボードとの相性が生じやすいと考えられます。

物理的に干渉する心配がなく冷却性能や静音性を重視するなら、大型サイドフローや標準サイドフローを選ぶと良いようです。

CPUソケット周辺のメモリやVRMへの冷却性能を重視するなら、大型トップフローを選ぶと良いようですが、大型トップフローならしっかりと冷却できるとは限らないことに注意が必要です。

搭載可能なCPUクーラーの高さが厳しいなら、薄型トップフローを選ぶと良いようです。

CPUクーラーの選び方〜 トップフローとサイドフローの違い : AKIBAオーバークロックCafe には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2016/06/17)
 使用するPCケースに収まるサイズであればサイドフロー型CPUクーラー、幅の狭いケースや横置きケースを使う場合はトップフロー型CPUクーラーといった感じで選ぶと良いでしょう。
同記事の解説によると、一般的にトップフローよりサイドフローの方が冷却性に優れているので、サイズが問題にならなければサイドフローを選ぶと良いそうです。

CPU周辺のVRM等を冷却するためにトップフローを選ぶなら、極めて高さが低いCPUクーラーでなければ相当な風量と静圧の冷却ファンが必要となるそうです。

どうしてもCPU周辺のVRM等を冷却したいならトップフローを選ぶと良いと思いますが、しっかりと冷却できるCPUクーラーを見つけるのは難しそうです。


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CPUクーラーのトップフロー型とサイドフロー型



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