インテルCPUのデコーデッドマイクロオプキャッシュ
最終更新日
2024年02月05日
インテルCPUのデコーデッドマイクロオプキャッシュとは
基礎
インテルCPUのデコーデッドマイクロオプキャッシュとは、最大1,500個のマイクロオプを一時的に保存するためのキャッシュメモリーです。Sandy Bridgeが初搭載
Sandy Bridgeがデコーデッドマイクロオプキャッシュを初搭載です。その前まではLSDを搭載ですが、Sandy BridgeからLSDを廃止です。LSDとはLoop Stream Detectorの略で、ループにより同じ命令群の実行を繰り返す場合、フェッチユニットと分岐予測ユニットを使用せず、フェッチ済みの命令群の実行を繰り返す機能です。トレースキャッシュ
デコーデッドマイクロオプキャッシュとトレースキャッシュが似ています。トレースキャッシュとは、マイクロオプを一時的に保存するためのキャッシュメモリーです。Pentium 4がトレースキャッシュを初搭載です。実質的にSandy Bridgeからトレースキャッシュが復活したと言えます。出典
・PentiumからCore iまで、基本設計の変遷をたどる(8ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2020/03/26公開記事)
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