インテルCPU開発コードネームのDothan
最終更新日
2024年02月12日
インテルCPU開発コードネームのDothanとは
基礎
インテルCPU開発コードネームのDothanとは、Baniasの後継です。ドーサンと読みます。発売年
2004年にDothanのCPUの発売が始まりました。マイクロアーキテクチャー
DothanのマイクロアーキテクチャーがBaniasです。開発コードネームのBaniasのマイクロアーキテクチャ名を、インテルが公表していません。そのため、開発コードネームと同じBaniasと呼ぶ場合が多いです。Dothanではマイクロアーキテクチャーの変更がないので、Baniasのままです。プロセスルール
Dothanのプロセスルールが90nmです。ブランド
DothanのブランドにPentium Mがあります。DothanとBaniasの違い
主な違い
プロセスルールがDothanは90nm、Baniasは130nmです。2次キャッシュ容量がDothanは2MB、Baniasは1MBです。コラム
Dothan開発理由
インテルでは開発コードネームのDothanに限らずYonahも開発していました。Yonahでは大きな改良を加えており、開発に時間がかかりました。Baniasの発売後から1年経っても後継を発売しないと、性能向上が長期間停滞したままです。そこでBaniasの後継としてDothanも開発しました。Dothanではプロセスルールの微細化と2次キャッシュ容量の増加でしたので短期間で開発できました。出典
・ASCII.jp:インテルCPUの進化 効率と省電力を実現したPentium M (4/4)(2012/08/13更新記事)
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