インテルCPUのEarly Decode(アーリーデコード)
最終更新日
2024年02月13日
インテルCPUのEarly Decode(アーリーデコード)とは
基礎
インテルCPUのEarly Decodeとは、複雑なx86命令を簡単な複数のx86命令に分解する処理です。アーリーデコードと読みます。Complex DecodeではなくSimple Decodeに
Early Decodeを初採用したCPUでは、1個の簡単なx86命令を1個のマイクロオプに変換するSimple Decodeが2個、1個の複雑なx86命令を2個以上のマイクロオプに変換するComplex Decodeが1個あります。マイクロオプとは、CPU内部でx86命令を変換し生成した内部命令です。複雑なx86命令ならComplex Decodeを使用しますが、Early Decodeで簡単な複数のx86命令に分解すればSimple Decodeを使用できます。Early Decodeでも分解できない複雑なx86命令もありますので、Complex Decodeが不要になるわけではありません。
Early Decodeのメリット
Early Decodeにより2個あるSimple Decodeを使用する頻度が高まるため、単位時間当たりのマイクロオプに変換するx86命令の数を増やせます。Simple DecodeはComplex Decodeより消費電力が低いので、消費電力が減るメリットもあります。出典
・ASCII.jp:インテルCPU進化論 Core Duoでの改良は不発な要素も? (2/3)(2012/08/20更新記事)
キャンペーン情報(PR) |
---|
マウスコンピューター
・オータムセール 最大50,000円OFF (10月9日迄) DELL ・今週のおすすめ製品 対象製品が特別価格でお買い得 (キャンペーン実施中) パソコン工房 ・決算セール セール対象BTOパソコン最大55,000円OFF (10月1日迄) |