ARM系CPU

最終更新日 2024年11月06日

ARM系CPUとは

基礎

ARM系CPUとは、イギリスのARM社が開発したCPUです。アームケイシーピーユーと読みます。他の呼び方に、ARM系プロセッサーがあります。

ARM社が設計、他社が製造

ARM社がARM系CPUを設計しますが、製造しません。ARM社がライセンスを他社に提供しており、提供を受けた他社が製造します。

消費電力が小さく高性能

ARM系CPUの大きな特徴が消費電力が小さいことです。消費電力が小さいと性能が低いことが弱点になりますが、消費電力が小さい割に性能が高いです。このため、消費電力を抑える必要性が高い組み込み機器に適しています。

組み込み機器向け

ARM系CPUが、携帯電話、PDA、スマートフォン、タブレット、携帯型ゲーム機、デジタルカメラ等の組み込み機器向けです。

歴史

ARM系CPUは、元々はイギリスのAcorn Computer社が、同社のパソコン用に開発したCPUです。Acorn RISC Machineの頭文字を取ったのがARMの由来です。

1990年にAcorn Computer社を退社した開発者が、Advanced RISC Machine社を設立し、Advanced RISC Machine社がARM系CPUを開発することになりました。ARMの名称が変わらずでしたが、ARMがAdvanced RISC Machineの略に変わりました。1998年に社名がARM Limitedに変わりました。

出典

ARM - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
ARM系CPU(アームけいシーピーユー)の意味 - goo国語辞書
ARM 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(2001/10/19公開記事)


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