CPUのcTDP(configurable Thermal Design Power)

最終更新日 2024年03月16日

CPUのcTDP(configurable Thermal Design Power)とは

基礎

CPUのcTDPとはconfigurable Thermal Design Powerの略で、パソコンメーカーがTDPの値を変更して性能や熱設計を最適化できるように導入したものです。

TDP

TDPとはThermal Design Powerの略であり、CPUの設計上想定される最大放熱量を示します。ティディピーと読みます。日本語では熱設計電力です。TDPの単位がW(ワット)です。

cTDPによりパソコンを差別化できる

cTDPなしだとTDPが固定です。TDPが固定だと必要な放熱能力が同じです。必要な放熱能力が同じだと、パソコンのサイズ、重量、コストが似ます。cTDPありだとTDPを変更できます。TDPを変更すれば必要な放熱能力を変更できます。必要な放熱能力を変更することで、パソコンのサイズ、重量、コストを差別化できます。

例えばTDPを小さくすれば、必要な放熱能力が小さくなります。パソコンを小型化して軽量化でき、放熱能力に関わるコストを下げられます。

cTDPの表記例

cTDPの表記例を挙げると、「TDP15W、cTDPアップ25W、cTDPダウン10W」があります。これはTDPを25Wから10Wの間で変更できることを意味します。

出典

2021年のCPUを大予測、ノート向け最新世代と小型新製品でモバイルPCが大きく進化 | 日経クロステック(xTECH)(2020/11/02公開記事)


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CPUのTDP



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