Pentium 4とCeleron Dの違いとは？
最終更新日
2023年09月07日
Pentium 4 と Celeron D の違いとは何か
はじめに結論を書くと、Pentium 4 と Celeron D はどちらもデスクトップパソコン向け CPU であり、性能や機能で比べると Pentium 4 は上位 CPU、Celeron D は下位 CPU です。
CPUの違いが分かりにくい - 日経トレンディネット には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2004年10月05日)
（※1）低電圧版 （※2）超低電圧版
Pentium 4 と Celeron D の違いに注目すると、FSB、2次キャッシュ容量、ハイパースレッディング・テクノロジーへの対応に違いがあるようです。
Pentium 4 と Celeron D どちらにも他に様々な製品がありますが、比較対象によっては Pentium 4 と Celeron D の違いは変わってきます。
例えば、Pentium 4 には FSB が 533MHz、2次キャッシュ容量 1MB、ハイパースレッディング・テクノロジーに対応していない製品があります。
Celeron D は、どの製品も FSB は 533MHz ですが、2次キャッシュ容量が 256KB の製品もあれば 512KB の製品もあります。
CPU対決 1/2 DOS/V POWER REPORT | Impress Japan には、以下のとおり書かれています。(この記事は2006年3月号の記事)
この結果を見ると、2次キャッシュ容量は 256KB、システムバス(FSB)は 533MHz の Celeron D、2次キャッシュ容量は 1024KB、システムバス(FSB)は 800MHz の Pentium 4、2次キャッシュ容量は 2048KB、システムバス(FSB)は 800MHz の Pentium 4 を比較した上で Pentium 4 と Celeron D の違いについて書いたと思われます。
先と同じようなことを書きますが、Pentium 4 と Celeron D どちらにも様々な製品があり製品によって仕様が異なりますので、比較対象によっては Pentium 4 と Celeron D の違いは変わってきます。
CPUの違いが分かりにくい - 日経トレンディネット には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2004年10月05日)
「Celeron」は廉価版のCPUです。2次キャッシュ容量が少なかったり、CPUとチップセット間を結ぶ「FSB（フロントサイド・バス）」の周波数が低かったり、「SpeedStep」という省電力機能を持たなかったりと、一部の機能を省略して低コスト化しています。Pentium 4とほぼ同じ設計のCeleronが「Celeron D」、Pentium Mとほぼ同じ設計のものが「Celeron M」です。Celeron の特徴について書かれていますが、以下の Pentium M、モバイル Pentium 4、Pentium 4 の製品を比較した上での特徴のようです。
| 製品種別 | プロセッサ ナンバ |
動作 周波数 |
FSB | ２次 キャッシュ |
製造 プロセス |
Hyper Threading |
Speed Step |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pentium M | 755 | 2GHz | 400MHz | 2MB | 90nm | × | ○ |
| 738(※2) | 1.4GHz | ||||||
| 735 | 1.7GHz | ||||||
| 733(※2) | 1.1GHz | ||||||
| 718(※2) | 1.3GHz | 1MB | 130nm | ||||
| 715 | 1.5GHz | 2MB | 90nm | ||||
| 713(※1) | 1.1GHz | 1MB | 130nm | ||||
| モバイル Pentium 4 |
538 | 3.2GHz | 533MHz | 1MB | 90nm | ○ | ○ |
| 518 | 2.8GHz | ||||||
| Celeron M | 360 | 1.4GHz | 400MHz | 1MB | 90nm | × | × |
| 353(※2) | 900MHz | 512KB | |||||
| 310 | 1.2GHz | 512KB | 130nm |
| 製品種別 | プロセッサ ナンバ |
動作 周波数 |
FSB | ２次 キャッシュ |
製造 プロセス |
Hyper Threading |
Speed Step |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pentium 4 | 560 | 3.6GHz | 800MHz | 1MB | 90nm | ○ | × |
| 540 | 3.2GHz | ||||||
| 520 | 2.8GHz | ||||||
| Celeron D | 335 | 2.8GHz | 533MHz | 256KB | 90nm | × | × |
| 320 | 2.4GHz |
Pentium 4 と Celeron D の違いに注目すると、FSB、2次キャッシュ容量、ハイパースレッディング・テクノロジーへの対応に違いがあるようです。
Pentium 4 と Celeron D どちらにも他に様々な製品がありますが、比較対象によっては Pentium 4 と Celeron D の違いは変わってきます。
例えば、Pentium 4 には FSB が 533MHz、2次キャッシュ容量 1MB、ハイパースレッディング・テクノロジーに対応していない製品があります。
Celeron D は、どの製品も FSB は 533MHz ですが、2次キャッシュ容量が 256KB の製品もあれば 512KB の製品もあります。
CPU対決 1/2 DOS/V POWER REPORT | Impress Japan には、以下のとおり書かれています。(この記事は2006年3月号の記事)
たとえば、Intelの低価格CPUであるCeleron Dは、中位CPUのPentium 4と比べて2次キャッシュが1/4（1/8）、システムバスも533MHzに制限されている。同記事では、Pentium 4 と Celeron D それぞれ特定の製品を幾つか使って比較した結果を掲載しています。
この結果を見ると、2次キャッシュ容量は 256KB、システムバス(FSB)は 533MHz の Celeron D、2次キャッシュ容量は 1024KB、システムバス(FSB)は 800MHz の Pentium 4、2次キャッシュ容量は 2048KB、システムバス(FSB)は 800MHz の Pentium 4 を比較した上で Pentium 4 と Celeron D の違いについて書いたと思われます。
先と同じようなことを書きますが、Pentium 4 と Celeron D どちらにも様々な製品があり製品によって仕様が異なりますので、比較対象によっては Pentium 4 と Celeron D の違いは変わってきます。
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