CPUのTCASE

最終更新日 2024年10月31日

CPUのTCASEとは

基礎

CPUのTCASEとは、CPUのパッケージの中央部分の熱を測定するもので、CPUの動作温度の定義に使用します。

インテル

インテルCPUのi386(80386)からTCASEを使用し始めました。

CPUのTCASEとTA

TCASE前はTAを使用

CPUのTA(Temperature Ambient) とは、CPUが搭載されたPCケース内部の中心部分の周囲温度を熱電対温度計を使用して測定するものであり、CPUの動作温度の定義に使用するものです。後に変更され、CPUクーラーの真上付近の周囲温度を熱電対温度計を使用して測定するものになりました。

TCASEを使用する前まではTAを使用していました。TAでは精度が低く、CPU以外の条件によって測定結果が大きく変わるため、CPUの動作温度の定義に使用することに適していませんでした。そこでTCASEを使用することになりました。

出典

「TDP」や「TCASE」が意味するものとは?CPUの発熱対策を正しく理解する | 日経クロステック(xTECH)(2006/12/04公開記事)


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CPUの動作温度



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