ディスプレイのキャリブレーション

最終更新日 2024年09月05日

ディスプレイのキャリブレーションとは

ディスプレイのキャリブレーションとは、ディスプレイが表示する色の再現性を正確かつ安定にするために調整することです。他の呼び方に、カラーキャリブレーション、色合わせ、色校正があります。

色の再現性とは、色の正確さです。

デジタルカメラの液晶ディスプレイで確認した画像を、パソコンの液晶ディスプレイで表示するとします。両者で比較すると、画像の色が違う場合がありますが、再現できる色の範囲が違うためです。ちなみに、同じメーカーかつ同じモデルの液晶ディスプレイでも、個体差により違う場合があります。

キャリブレーションを行い、パソコンで表示する色を、デジタルカメラで表示する色に近づけると、両者の色を同じにできます。ただし、完全に同じにできるとは限りません。

もう少し詳細に解説すると、パソコンの液晶ディスプレイのカラープロファイルを、デジタルカメラで表示する色に近づくように書き換えます。カラープロファイルとは、ディスプレイ等が持つ色域や色再現特性に関するデータを記録したファイルです。

キャリブレーション用のセンサーとソフトウェアを使用し、パソコンの液晶ディスプレイでソフトウェアが表示する画像の色をセンサーが測定します。この測定結果、ソフトウェアが読み取った画像の色、両者を基にしてカラープロファイルを書き換えます。

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