プロセスルールのTSMC 4N
最終更新日
2023年09月07日
プロセスルールのTSMC 4Nとは
基礎
NVIDIA Hopper アーキテクチャの徹底解説 - NVIDIA 技術ブログ より一部引用します(この記事の公開年月日は2022/03/22)。H100 GPU を搭載するフル GH100 は、NVIDIA 向けにカスタマイズされた TSMC 4N プロセスで製造されており、814 mm2 のダイ サイズに、800 億トランジスタを集積し、より高い周波数での設計が可能です。プロセスルールのTSMC 4Nとは、NVIDIA向けにカスタマイズされたプロセスルールとわかりますが、何をカスタマイズしたのか等が不明で詳しくはわかりません。
N5の改良版かつNVIDIAのGPUに適する改良付き
ここからは推測です。TSMCのプロセスルールにN5があります。これは5nmと認識でよいです。単位nmを使用して表記するプロセスルールと、実際の配線の幅が一致しなくなり、今では実際の配線の幅ではない意味を持たせる等の理由で、単位nmを使用しない表記が普及しています。TSMCのプロセスルールにN4があります。これは4nmと認識でよいです。N5の改良版です。N4に限らず4NもN5の改良版だが、NVIDIAのGPUに適するように何らかの改良が加えられ、N4と区別するために4Nにしたと考えられます。改良の仕方によっては、4Nの改良版と言える可能性があります。
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