クアデルノ約3週間の長時間駆動に期待しない方が良い?

最終更新日 2023年09月07日

クアデルノ約3週間の長時間駆動に期待しない方が良いのか

はじめに書いておきます。ここではクアデルノのバッテリー駆動時間について批判的な内容を書いていますが、クアデルノを避けようと思う必要はありません。

簡単に言うとクアデルノの仕様等に書かれているバッテリー駆動時間と、実際にユーザーがクアデルノを使った場合のバッテリー駆動時間、両者に大きな差が出る場合があることについて書いていますが、クアデルノに限らず他の電子ペーパー、タブレット、ノートパソコン、スマートフォン等、様々なバッテリー搭載機器にも当てはまることです。

クアデルノの仕様等を見ると約3週間の長時間駆動を実現しているそうですが、実際にユーザーがクアデルノを使った場合でも約3週間の長時間駆動を実現するとは限らず、約3週間よりも短くなる可能性が高い、これが当記事で伝えたいことです。

クアデルノの魅力 | 富士通クライアントコンピューティング「電子ペーパー QUADERNO」 には、クアデルノのバッテリー駆動時間について、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は不明)
約3週間*の長時間駆動を実現

薄型軽量ボディながら、安心の長時間駆動も実現。約5.5時間のフル充電で、最長約3週間*の使用が可能です。日々のビジネスシーンはもちろん、出張などに持参する際もバッテリー切れを心配する必要はありません。

*Wi-Fi機能およびBluetooth機能オフの状態で、PDFドキュメントを1日60分間/30ページを閲覧し、閲覧中にペンによる書き込みを計1分間行った場合(使用時以外、本体はスリープモードに入れる)
クアデルノのバッテリー駆動時間は約3週間と聞くと、かなり長いように感じる人が多いと思いますが、クアデルノの使用条件を見ると、かなりバッテリー消費を抑えた使い方です。

クアデルノの使い方によっては、約3週間の半分どころか数日でバッテリー切れになる可能性もあると思っておくと良いです。

一般的にはクアデルノを使うユーザーは頻繁にWi-Fi機能やBluetooth機能を利用しないと思いますが、頻繁に利用する、例えば常時接続する使い方をすると、バッテリー駆動時間が大幅に短くなります。

ペンによる書き込み操作により、どれだけバッテリー消費量が増えるのか想像できませんが、ペンによる書き込み操作が頻繁に発生する場合でもバッテリー駆動時間が大幅に短くなる可能性があります。

使用環境もバッテリー駆動時間に影響を与えますが、氷点下等、温度が低い環境で使うと、バッテリー駆動時間が大幅に短くなる可能性もあります。

実際にユーザーがクアデルノを使った場合におけるバッテリー駆動時間について書かれている記事を見てみます。

ミニレビュー:富士通「QUADERNO」で電子ペーパー初体験! | マイナビニュース には、クアデルノを使った際のバッテリー駆動時間について、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019/03/25)
バッテリ駆動時間は「最長約3週間」ですが、一週間の間、頻繁にメモ書きした今回は、QUADERNO本体・充電式のスタイラスペンともに一度バッテリ切れになりました。とはいえ、一週間バッテリ残量を気にせずに過ごせるというのは、タブレットやPCと比べると圧倒的に長い駆動時間。長時間の打ち合わせでも、安心して企画用のアイデアを書き留めることができました。
1日あたりの使用時間等、クアデルノの使用条件について詳細に書かれていませんが、同記事の筆者がクアデルノを使ったところ、バッテリー駆動時間は約1週間だったようです。


キャンペーン情報(PR)
富士通
シークレットクーポン
特別割引のクーポン
(キャンペーン実施中)

クアデルノのバッテリー



デル株式会社