ASIC Qualityとは？

最終更新日 2023年09月07日

コスト200万円超級が1台限り，驚きの税込10万円。プライムデーで販売される“究極の液冷ゲームPC”を見てきた - 4Gamer.net には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2015年7月15日)

　ASIC Qualityとは，簡単に言ってしまえば「GPUの品質」を数値化したもの。

同記事のさらなる解説によると、半導体である GPU には品質にバラつきがあり、通常使用であれば品質のバラつきを気にする必要はありませんが、品質が高いほどより高いクロックをより低い電圧で実現できる等、オーバークロックにて有利になるようです。

ASCII.jp：タダでPC性能を底上げ！ ゲームに効くオーバークロックって？ には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2015年9月3日)

　実際に試してみるのが一番いいのですが、GPUの場合はコアの品質をあらわす「ASIC Quality」の値によって、その個体がオーバークロック向きかどうかをある程度把握できます。ASIC値は「GPU-Z」のようなソフトウェアから確認でき、基準値とされる70〜75％を上回ればOC向き、下回ればOC用向きではない、と判断できます。

　ASIC値が高いGPUはコア品質が高くリーク電流が少ないため、消費電力や温度が低くなるほか、メモリーコントローラーの品質もよく、クロックが上がりやすい傾向にあります。一方で液体窒素を利用する極冷オーバークロックの場合は、リーク電流が多く冷えに強い低ASIC値のGPUが活用できるようです。

同記事によると、ASIC Quality の値にはオーバークロック向けかそうではないか目安となる基準値があるようです。

GPU をオーバークロックするなら ASIC Quality の値が高いほど良さそうですが、ASIC Quality の値が低いと冷えに強いので、極冷オーバークロックするなら ASIC Quality の値が低い方が良いようです。

ASIC Quality の値が低いか高いかで変わってくる特性を整理すると、以下のとおりです。

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