10BASE-T

最終更新日 2024年09月28日

10BASE-Tとは

基礎

10BASE-Tとは、10BASEの一種であり、ツイストペアケーブルを使用する規格です。テンベースティーと読みます。

10BASE

10BASEとは、Ethernetと呼ぶ規格の一種です。

ツイストペアケーブル

ツイストペアケーブルとは、2本の銅線をより合わせて対にしたケーブルです。英語表記だとTwisted Pair Cableです。10BASE-TのTが、Twistedの頭文字Tです。

非シールドツイストペアケーブル使用

ツイストペアケーブルの種類にシールドツイストペアケーブル、非シールドツイストペアケーブルがありますが、10BASE-Tでは非シールドツイストペアケーブルを使用します。

最大通信速度

10BASE-Tの最大通信速度が10Mbpsです。10BASEと同じです。

10BASE-T、ツイストペアケーブルのカテゴリー

使用可能なツイストペアケーブルのカテゴリー

イーサネットの規格では、規格ごとにどのカテゴリーのツイストペアケーブルを使えるのか規定しています。10BASE-Tも例外ではありません。そのため、利用するイーサネットの規格によって使えるツイストペアケーブルのカテゴリーが異なります。

下表は、イーサネットの各規格で使えるツイストペアケーブルのカテゴリーの一覧です。これまで一般的に利用されてきたイーサネットの規格、ツイストペアケーブルのカテゴリーに限定しています。

イーサネットの規格	使用可能ツイストペアケーブルのカテゴリー
10BASE-T 100BASE-TX	カテゴリー5(CAT5、CAT.5) カテゴリー5e(CAT5e、CAT.5e) カテゴリー6(CAT6、CAT.6) カテゴリー6A(CAT6A、CAT.6A) カテゴリー7(CAT7、CAT.7)
1000BASE-T	カテゴリー5e(CAT5e、CAT.5e) カテゴリー6(CAT6、CAT.6) カテゴリー6A(CAT6A、CAT.6A) カテゴリー7(CAT7、CAT.7)
10GBASE-T	(※)カテゴリー6(CAT6、CAT.6) カテゴリー6A(CAT6A、CAT.6A) カテゴリー7(CAT7、CAT.7)

(※)ケーブル最大長が37m以下、ケーブルを束ねず単線で使用する場合は55m以下

出典

・10BASE-T - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
・テンベースティー（10BASE-T）とは？意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
・イーサネットケーブルの新規格「カテゴリー8」がLANで使われない理由（2ページ目） | 日経クロステック（xTECH）(2017/03/03公開記事)

キャンペーン情報(PR)
マウスコンピューター・ウィンターセール最大50,000円OFF (2月5日迄) DELL ・今週のおすすめ製品対象製品が最大15%OFFでお買い得 (キャンペーン実施中) パソコン工房・パソコン大売出しSALE 対象BTOパソコン最大40,000円OFF (2月18日迄)