コンポーネント端子

最終更新日 2024年08月12日

コンポーネント端子とは

基礎

コンポーネント端子とは、輝度信号と2種類の色差信号で構成された映像信号を、各信号を合成せずに分離したまま伝送するためのインターフェースです。コンポーネントタンシと読みます。

Y、Pb(Cb)、Pr(Cr)

映像信号について補足します。映像信号に同期信号もあります。輝度信号と同期信号を「Y」、青色の色差信号を「Pb(Cb)」、赤色の色差信号を「Pr(Cr)」と表記します。

端子の色

コンポーネント端子に3種類の端子があります。緑色の端子が「Y」用、青色の端子が「Pb(Cb)」用、赤色の端子が「Pr(Cr)」用です。

YCbCr、YPbPr

コンポーネント端子が対応する解像度が、480i、480p、720p、1080iです。480iに対応するコンポーネント端子を「YCbCr」、480iより高い解像度に対応するコンポーネント端子を「YPbPr」と表記する場合が多いです。

画質

映像信号をアナログ信号で伝送する主な映像インターフェースに限り画質が高い順に並べると、コンポーネント端子、D端子、S端子、コンポジット端子です。

コンポーネント端子のメリット、デメリット

メリット

コンポーネント端子には、映像信号を構成する各信号を合成して後に分離する処理がないため画質が高い、以上のメリットがあります。

デメリット

コンポーネント端子には、映像信号を構成する各信号用に3個の端子を使用し3本のケーブルを使用する、制御信号を伝送できない、以上のデメリットがあります。

コンポーネント端子のデメリットを解消したのがD端子と言えます。D端子は1個の端子を使用し1本のケーブルを使用します。それと制御信号も伝送できます。

出典

コンポーネント信号端子 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
コンポーネント端子(コンポーネントたんし)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書
コンポーネント (component video) 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(1998/06/03公開記事)
DisplayPortからD-Subまで――液晶ディスプレイの「映像入力インタフェース」を網羅する:ITmedia流液晶ディスプレイ講座II 第2回(3/4 ページ) - ITmedia PC USER(2008/12/12更新記事)


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