コネクターのさび

最終更新日 2023年09月07日

コネクターのさびとは

基礎

コネクターのさびとは、コネクターの金属表面に発生する酸化物等です。

さびによる電気抵抗の増加

はんだ付けによる接続と比べてコネクターによる接続では電気抵抗が増えます。この増加は問題になりません。コネクターに発生したさびによる電気抵抗の増加は問題になる場合があります。

さびの発生を防ぐのは困難です。一般的に製造から半年程度経過すると、コネクターの金属表面が輝きを失ったような色に変化します。自然にさびが発生したためです。

自然にさびが発生することを前提として使用するものなので、時間が経つほど自然に発生するさびは問題になりません。水分や油分が付着し発生するさびだと問題になる場合があります。

自然に発生するさび

自然に発生するさびは問題にならない理由

コネクターを接続するとき、自然に発生するさびが削れます。厳密には自然に発生するさびでも問題になる場合があり、あまりにもさびが多いと接続作業が1度だけでは問題になるほどさびが残る状態だが、何回か接続作業すると十分にさびを削れます。

長期間経過すると自然に発生するさびでも問題になる

長期間経過するとさびが増えすぎて問題になる場合があります。コネクターを接続したままでも自然にさびが発生します。コネクターを接続してから長期間経過しており、正常に電気を流せなくなったのが原因の可能性があるトラブルが発生した場合、1回または何回か接続し直してみるとよいです。さびが削れてトラブルが解決する場合があります。

水分や油分によるさび

水分や油分によるさびは問題になる理由

水分や油分によるさびは、コネクターの金属の内部まで進みます。コネクター接続時に金属表面のさびは削れても金属内部のさびは削れません。金属内部まで進んださびが増えるほど電気抵抗も増え、いずれ正常に電気を流せなくなります。

水分や油分が付着したら拭き取る

コネクターに水分や油分が付着したら、すぐに拭き取ることが重要です。さびの発生を防ぐためです。手等が触れたときに限らず結露が発生したときでも水分が付着します。結露が発生し水滴が付着したら拭き取るとよいです。


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