メインメモリーのデータ転送クロック周波数
最終更新日
2024年01月03日
メインメモリーのデータ転送クロック周波数とは
基礎
メインメモリーのデータ転送クロック周波数とは、1秒間あたりにデータを転送する回数です。データ・テンソウ・クロック・シュウハスウと読みます。データ転送クロック周波数が高いほど高性能
CPUのクロック周波数と同じく、メインメモリーのデータ転送クロック周波数が高いほど高性能です。単位
データ転送クロック周波数の単位はHzです。ヘルツと読みます。データ転送タイミング用のクロック周波数
データ転送クロック周波数は、データを転送するタイミングを合わせるために使用するクロックの周波数とは区別します。このクロックの周波数とは、1秒間あたりに周期的変化する回数です。クロックが周期的変化する間にデータ転送を行う回数が1回の場合、クロック周波数とデータ転送クロック周波数が同じです。クロックの立ち上がりと立ち下がり、両者のタイミングでデータ転送を行う場合、データ転送クロック周波数がクロック周波数の2倍です。
データ転送クロック周波数がメモリーチップの規格からわかる
データ転送クロック周波数は、メモリーチップの規格を見るとわかります。例えばDDR-333の場合、333MHzです。データ転送クロック周波数が枚数やランクによって変わる場合あり
データ転送クロック周波数が搭載するメインメモリーの枚数によって変わる場合があります。搭載するメインメモリーのランクによっても変わる場合もあります。下記の表はメインメモリーの枚数やランクによってデータ転送クロック周波数が変わる一例です。枚数 | ランク | データ転送クロック周波数 |
---|---|---|
2枚 | シングルランク | 2666MHz |
デュアルランク | 2400MHz | |
4枚 | シングルランク | 2133MHz |
デュアルランク | 1866MHz |
データ転送クロック周波数の選び方
メモリーコントローラーが対応の規格を選ぶ
メインメモリーを選ぶ場合、できるだけデータ転送クロック周波数が高いモデルを選ぶ方が良さそうです。しかし、CPUのメモリーコントローラーが対応しているメモリーチップの規格よりもデータ転送クロック周波数が高い規格のモデルを選んでも、前者の規格で動作します。そのため、CPUのメモリーコントローラーが対応しているメモリーチップの規格のモデルを選べば良いです。出典
・【メモリ屋社長のちょっとタメになるメモリ話】Ryzenで話題になった、メモリの”Rank”って何のこと? - PC Watch(2017/04/10公開記事)
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