メインメモリーのメモリークロック
最終更新日
2024年01月03日
メインメモリーのメモリークロックとは
基礎
メインメモリーのメモリークロックとは、1秒間あたりにデータを転送する回数です。他の呼び方には、データ転送クロック周波数があります。単位
メモリークロックの単位はHzです。ヘルツと読みます。メモリーチップの規格からメモリークロックがわかる
メモリーチップの規格からメモリークロックがわかります。例えばDDR-333の場合、333MHzです。メモリークロックの主流
メモリークロックの種類が多いですが、主流があります。例えば、DDR5 SDRAMは4800MHz、DDR4 SDRAMは3200MHzが主流です(2022/12/13時点)。主流となるメモリークロックが向上するため、後に変わる場合があります。メインメモリーのオーバークロック
メインメモリーをオーバークロックできます。例えばDDR2-667のメインメモリーをオーバークロックしDDR2-800として動作できます。この場合、オーバークロックによりメモリークロックが667MHzから800MHzに向上です。ただし、オーバークロックするとメインメモリーの動作が不安定になる場合があります。メモリークロックの違いが大きくてもパソコンの性能の違いが小さい
メモリークロックが高いほど性能が高いですが、基本的にパソコンの性能への影響が小さいです。例えば、メモリークロックが2倍になると、パソコンの性能が2倍になるわけではありません。パソコンの性能がメモリークロックだけで決まるものではないためです。メモリークロックとデータ転送速度
データ転送速度の求め方
メインメモリーのデータ転送速度を、メモリークロック×メモリーバス幅で求められます。メモリーバス幅が64ビットです。データ転送速度を求める例
例えばメモリーチップの規格がDDR4-2400の場合、メモリークロックが2400MHzです。下記の通りデータ転送速度を求められます。2400MHz×64ビット=153600Mbit/秒=19200MB/秒=19.2GB/秒
ちなみに19200MB/秒の数字が、メモリーモジュールの規格であるPC4-19200の数字と同じです。
出典
・同じ種類ならどのメーカーのメモリーでも動く | 日経クロステック(xTECH)(2009/09/09公開記事)
・第12世代Coreの内蔵グラフィックスとAIチップ、対応メモリー規格を押さえる(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2022/12/13公開記事)
・第12世代Coreの内蔵グラフィックスとAIチップ、対応メモリー規格を押さえる(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2022/12/13公開記事)
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