メモリーモジュールのメモリーチップの規格
最終更新日
2024年04月15日
メモリーモジュールのメモリーチップの規格とは
基礎
メモリーモジュールのメモリーチップの規格とは、メモリーモジュール上にあるメモリーチップが従うべきものとして決めた基準です。キカクと読みます。メモリーモジュールを選ぶなら規格の確認が必要
メモリーモジュールを選ぶ場合、メモリーチップの規格の確認が必要です。マザーボードが対応するメモリーチップの規格を選ぶ必要があるためです。規格が違う組み合わせでも動作する
メモリーチップの規格が違う組み合わせでも動作します。例えばDDR4-2133とDDR4-2666の組み合わせでも動作します。ただし、メモリークロックが遅い方に合わせて動作するため、DDR4-2666のメモリークロックが2666MHzですが、DDR4-2133に合わせて2133MHzで動作します。メモリーチップの規格とメモリーモジュールの規格
一対一の関係
メモリーチップの規格とメモリーモジュールの規格に一対一の関係があります。そのため、片方がわかれば、もう片方もわかります。例えばメモリーチップの規格がDDR2-800の場合、メモリーモジュールの規格がPC2-6400です。逆の場合も同じです。メモリーチップの規格からメモリーモジュールの規格の求め方
「メモリーチップのデータ転送クロック周波数×メモリーバス幅=メモリーモジュールのデータ転送速度」です。メモリーバス幅が64ビットです。メモリーチップの規格に含まれる数字が、メモリーチップのデータ転送クロック周波数です。メモリーモジュールの規格に含まれる数字が、メモリーモジュールのデータ転送速度です。上記より、「メモリーチップの規格に含まれる数字×8=メモリーモジュールの規格に含まれる数字」という計算式も成り立ちます。ちなみに、バイト換算するために64ではなく8を掛ける計算としています。また、計算結果の100の位未満の単位は切り捨てます。つまり、1の位と10の位は0とします。
例えば、メモリーチップの規格のDDR5-6000があります。「6000×8=48000」のため、メモリーモジュールの規格がPC5-48000です。
メモリーチップの規格とCPU内蔵グラフィックス
メインメモリーの性能がCPU内蔵グラフィックスの性能に影響
CPU内蔵グラフィックスがメインメモリーの一部をグラフィックスメモリーとして利用するため、メインメモリーの性能が高いほどCPU内蔵グラフィックスの性能が高くなります。ただし、メインメモリーの性能が足りない場合に限ります。高くなると言ってもあまり変わりません。メモリーチップの規格がCPU内蔵グラフィックスの性能に影響
メモリーチップの規格を高性能なものに変更するとメインメモリーの性能が高くなるため、CPU内蔵グラフィックスの性能も高くなる場合があります。ただし、あまり変わりません。出典
・メモリ購入時のポイントは?など、“メモリの疑問” 4点を解決 - AKIBA PC Hotline!(2016/11/04公開記事)
・容量が異なるメモリーを増設、シングル設定とデュアル設定のどっちが速いか | 日経クロステック(xTECH)(2022/08/03公開記事)
・パソコンのメモリーは3タイプ、難解なスペック表記を見極めよう(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2025/02/26公開記事)
・容量が異なるメモリーを増設、シングル設定とデュアル設定のどっちが速いか | 日経クロステック(xTECH)(2022/08/03公開記事)
・パソコンのメモリーは3タイプ、難解なスペック表記を見極めよう(3ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2025/02/26公開記事)
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