仮想マシンのページング

最終更新日 2023年09月07日

基礎

ページング - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典 より引用します。

仮想マシンに割り当てられた実メモリー空間外にメモリーアクセスが発生した場合に発生する、実メモリーとハードディスク上のページファイルの内容交換。

仮想マシンのページングとは、仮想マシンに割り当てられた実メモリー空間外にメモリーアクセスした場合に発生する、実メモリーとストレージ上のページファイルのデータ交換です。

ページングの由来

実メモリーとページファイルのデータ交換では、ページと呼ぶ単位でデータ交換を行うのでページングと呼びます。

ページングのデメリット

データ読み書き速度が実メモリーは速くストレージは遅いです。そのため、ページングが発生すると処理速度が遅くなります。

用語

仮想マシンとは、実際のコンピューターやサーバー上で、仮想化ソフトを使用し作り出す仮想的なコンピューターです。仮想メモリーとは、仮想マシンに与えられる、仮想的に実装したメモリー空間です。

実メモリーとは、ハードウェアとして搭載されているメモリーです。メモリー空間とは、メモリーのアドレスのレンジです。アドレスとは、メモリーに対しデータ読み書きできる場所を識別するための番号です。レンジとは、番号の最大値と最小値の間です。

ページファイルとは、仮想メモリーを構成するファイルです。ストレージ上にページファイルがあります。仮想マシンに割り当てられている実メモリー空間、ページファイル、両者で仮想メモリーを構成します。

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