メモリーモジュールのPMIC(Power Management IC)

最終更新日 2024年04月11日

メモリーモジュールのPMIC(Power Management IC)とは

基礎

メモリーモジュールのPMICとはPower Management ICの略で、メモリーモジュール上にある電源を管理するICです。PMICによりメモリーチップへの電力供給が安定しノイズが減少します。そのため、高いメモリークロックに対応できデータ転送速度が向上します。

DDR5 SDRAMからPMIC

DDR5 SDRAMからPMICの搭載が始まりました。DDR5 SDRAMより古いDDR4 SDRAM等にPMICがありません。

PMICで電圧変換

PMICでは電圧を変換します。UDIMMの場合、メモリーモジュールに供給された5Vの電力を、メモリーチップに供給するために1.1Vの電力に変換します。DDR5 SDRAMより古いDDR4 SDRAM等では、あらかじめメモリーチップ用に低電圧へ変換済みの電力が、メモリーモジュールに供給されます。

コラム

メモリーモジュールとメモリーチップの違い

メモリーモジュールはコンピューターの主記憶装置として使用するハードウェアの部品、メモリーチップはデータを記憶する半導体チップです。メモリーモジュール上に複数のメモリーチップを実装しています。メモリーモジュール上に黒い四角形の部品が複数ありますが、これらがメモリーチップです。

出典

DDR5の電圧表記について | センチュリーマイクロ株式会社


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