メインメモリーはバルク品よりもリテール品を推奨の理由

最終更新日 2023年09月07日

メインメモリーはバルク品よりもリテール品を推奨の理由とは

バルク品とは

バルク品とは、何らかの理由で個人向け販売になった商品です。例えばパソコンメーカーが仕入れたメインメモリーが余り、市場に流出し個人向け販売になる場合があります。

リテール品とは

リテール品とは、当初から個人向け販売の商品です。

バルク品は安いメリットが小さくなった

メインメモリーを購入する場合、昔はバルク品を推奨でした。価格が安いためです。今ではリテール品も価格が安くなり、価格差が小さくなりました。バルク品の方が安いですが、下記に記載するバルク品のデメリットも考慮すると、少し高い程度であればリテール品を推奨します(2022/07/16時点)。

バルク品は初期不良率が高い

一般的にバルク品はリテール品よりも品質検査の内容が劣るため、バルク品の方が初期不良率が高いです。初期不良率が高いと言っても率自体が低いですが、仮に初期不良だと保証対象になるとは言え交換してもらうまで面倒です。

それでも昔はバルク品の価格が安く価格差が大きかったのでバルク品を推奨でした。今ではリテール品も安くなり価格差が小さくなったのでリテール品を推奨です。

バルク品は相性問題の発生率が高い

一般的にバルク品はリテール品よりも動作検証の内容が劣るため、バルク品の方が相性問題の発生率が高いです。発生率が高いと言っても率自体が低いですが、仮に相性問題が発生しても保証対象外です。ただし、相性問題も保証対象になる場合は交換してもらえますが、交換してもらうまで面倒です。

それでも昔は価格差を考慮するとバルク品を推奨でしたが、今では価格差が小さいのでリテール品を推奨です。

バルク品は保証期間が短い

一般的にバルク品はリテール品よりも保証期間が短いです。メインメモリーは使用開始後から半年程度まで故障率が高く、その後は故障率が低いので、保証期間が1年もあれば十分ですが、故障率が低いと言ってもゼロではありません。リテール品だと保証期間が長いと5年等が見られます。

保証期間が短くても圧倒的に安ければバルク品を推奨ですが、価格差が小さくなったので保証期間が長いリテール品を推奨です。

バルク品が安くリテール品が高くなったらバルク品を推奨

メインメモリーの価格の傾向が変わる可能性があります。もし昔のようにバルク品が安くリテール品が高くなり、価格差が大きくなったらバルク品を推奨です。メインメモリーを購入するとき、念のために両者の価格差を調べるとよいです。


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