相変化型光ディスク
最終更新日
2023年09月28日
相変化型光ディスクとは
基礎
相変化型光ディスクとは、レーザーを使用し、記録面の金属の結晶構造を変化させて、データを記録する光ディスクです。ソウヘンカガタ・ヒカリディスクと読みます。結晶構造の変化によってレーザーの反射率が異なることを利用し1ビットの0か1を記録します。結晶構造は2種類であり、結晶状態、非結晶状態と呼びます。非結晶状態をアモルファスと呼ぶ場合もあります。反射率の差が小さく、相変化型光ディスクに対応していない光学ドライブでは読み込めない場合があります。
結晶構造を変化させるために、レーザーの温度を変えて照射し、結晶状態またはアモルファスにします。レーザーの温度が高い場合、結晶状態からアモルファスに変化します。レーザーの温度が低い場合、アモルファスから結晶状態に変化します。
相変化型光ディスクには、CD-RW、DVD-RW、DVD+RW、DVD-RAM、PD等があります。
相変化型光ディスクには、MOと比べると書き換え可能回数が少ないデメリットがありますが、光学ドライブを小型化しやすくコストが安いメリットがあります。
出典
・相変化 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
・相変化型記録 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
・相変化型記録技術 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
・相変化型光ディスク - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2008/10/07更新記事)
・相変化記録方式 - 意味・説明・解説 : ASCII.jpデジタル用語辞典(2010/04/16更新記事)
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