壊れにくいゲームパソコン - おすすめゲームパソコン

最終更新日 2023年09月07日

メーカーやショップブランドによって故障率に差がある可能性は非常に低い

パソコンが壊れてしまったら PC ゲームをプレイできなくなりますし、ストレージにセーブデータを保存するゲームタイトルであれば、故障箇所によってはセーブデータが失われてしまいます。そのため、PC ゲーム用にパソコンを買うなら、壊れにくいパソコンを選びたいものです。

PC ゲーム用途に特化したゲームパソコンを販売しているメーカーやショップブランドは複数ありますが、どのメーカーやショップブランドのゲームパソコンが壊れにくいのか判断するためには、ゲームパソコンの故障率について調査した統計情報が必要です。

しかし、2015年9月20日時点では、そのような統計情報は存在しません。メーカーやショップブランドによって故障率に差は出てくるのかどうか証明はできませんが、故障率に差が出てくる可能性は非常に低いと思われます。

その理由は、パソコン内部の PC パーツは、どのメーカーやショップブランドでも同じような構成だからです。例えば、どのパソコンでも、CPU はインテル社の製品か AMD 社の製品どちらかが搭載されています。

CPU はインテル社と AMD 社の2メーカーしかありませんが、他の PC パーツだと、もっとメーカーが多くなります。しかし、それでも各メーカーやショップブランドのパソコン内部を見てみると、同じメーカーの製品が搭載されている事が珍しくありません。

このようにパソコンは差別化が難しい商品であり、価格で選ばれるようなものになっていますので、故障率に差が出てくる可能性は無きに等しいと思われます。

パソコンの PC パーツ構成が同じでも、熱対策が十分でないと故障率に大きく影響しますが、インターネットの普及で悪評が広まりやすい中で、メーカーやショップブランドが熱対策に手を抜き壊れやすくするような事をするとは考えにくいです。

特にゲームパソコンは、発熱量が大きい CPU やビデオチップを搭載するため、どのメーカーやショップブランドも、しっかり熱対策をしています。

パソコンのタイプによって故障率に差があるのか不明

メーカーやショップブランドという違いではなく、パソコンのタイプの違いで故障率の差が出てくる事も考えられます。例えば、デスクトップパソコンとノートパソコンを比較すると、一方が故障率が高いかもしれません。

PC ゲーム用途に特化したゲームパソコンに限定しなければ、デスクトップパソコンとノートパソコンの故障率について調べた統計情報が幾つか見られますが、デスクトップパソコンの方が故障率が高い事を示す統計情報もあれば、ノートパソコンの方が故障率が高い事を示す統計情報もありますので、どちらが壊れやすいのか結論を出す事は難しいです。

もっと細かくタイプを分けると、デスクトップパソコンにはタワー型、省スペース型、キューブ型、一体型、コンパクト型、スティック型、ノートパソコンには据え置き型、モバイル型がありますが、2015年9月20日時点では、これらのタイプ別の故障率について調査した統計情報は見られません。

主にデスクトップパソコンのタワー型、省スペース型、キューブ型、一体型、ノートパソコンの据え置き型が、ゲームパソコンとして販売されていますが、熱によって故障率が上がる事を考慮すれば、内部スペースが広く冷却性に優れたタワー型が最も故障率が低いかもしれません。

パソコンは壊れるものと考えて選ぶ

メーカーやショップブランドによって故障率に差は出てくる、出てこない、どちらかが正しいとしても、故障率についての統計情報が出てこなければ、壊れにくいゲームパソコンを選ぶ事はできません。パソコンのタイプに関しても同様で、どのタイプが壊れにくいかわかりません。

そのため、壊れにくいゲームパソコンを選ぶではなく、パソコンは壊れるものと考えてゲームパソコンを選ぶ方が良いです。

もし壊れてしまった場合、保証期間内、かつ保証対象の故障であれば、メーカーやショップブランドに修理を依頼する事になります。自分で修理しても良いのですが、保証を利用できるのであれば無償修理のため、修理に出す方が良いです。

無償修理でもパソコンの送料等がかかり、自分で修理した方が安く済む、または発生する料金が同程度であれば、自分で修理するのもありですが、メーカーやショップブランドによってはユーザーが PC パーツの交換や増設を行うと、保証が無効になってしまう場合がありますので注意が必要です。

保証期間外や保証対象外の故障が発生した場合、買い替えずに修理をして使い続けるつもりなら、自分で修理する事を考慮して選ぶ方が良いです。

保証期間外や保証対象外の故障でも、メーカーやショップブランドに修理を依頼はできますが、 修理料金が高いメーカーはおすすめではないのか に記載している通り、どこも修理料金は高額です。

それでも修理を依頼するなら話は別ですが、修理しやすいタイプを選ぶのがおすすめです。最も修理しやすいのは、デスクトップパソコンのタワー型です。

修理しやすいといっても、パソコンの修理は簡単なものではない事を認識しておく必要があります。特に難しいのが、故障箇所の特定です。パソコンを構成している PC パーツの中で、どこが故障しているのか特定できないと、修理用の PC パーツを用意できません。

故障箇所がわかれば、後は比較的簡単です。故障した PC パーツと同じものか代わりに使えるものを選んで購入し、交換作業をするだけです。故障箇所によっては、さらに OS やソフトウェア、ドライバの再インストールが必要になる場合がありますが、面倒なだけで難しくはありません。

もし自分で修理する事は難しいようであれば、保証を充実させておくのがおすすめです。たいていのメーカーやショップブランドでは、保証期間を延ばせる延長保証、保証対象となる故障内容を拡張できる拡張保証が用意されています。(延長保証と拡張保証がセット販売になっている場合があります。)

おすすめは延長保証です。通常は保証期間が1年ですが、3〜5年にできる延長保証を用意しているメーカーやショップブランドは多いです。

拡張保証では、天災や災害等の事故、落下や水をかけてしまった等の過失による故障でも保証を利用できるようになりますが、こちらは入っておく必要性は低いです。


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