eMMCの寿命はどれくらい?

最終更新日 2019年05月20日

eMMC の寿命はどれくらいなのか

産業用パネル PC - アルゴシステム には、産業用パネルPCに搭載されている eMMC の寿命を以下のとおり求めています。

eMMC は NAND 型フラッシュメモリーを採用していますが、NAND 型フラッシュメモリーには書き換え寿命が存在し、1ブロックあたり3,000回です。

eMMC の容量は 16GB の場合、1ブロックあたり 512KB なので、総ブロック数は以下のとおりです。

16×1,024×1,024÷512=32,768

総ブロック数と1ブロックあたりの書き換え寿命3,000回を掛ければ、eMMC の書き換え可能回数を以下のとおり求められます。

32,768×3,000=98,304,000

24時間365日連続動作させ10秒間に1MB(2ブロック)書き換えるとします。1日あたりの書き換え回数は以下のとおりです。

60×60×24×2÷10=17,280

1日あたりの書き換えバイト数は以下のとおりです。

(60×60×24×1÷10)÷1,024≒8.6GB

eMMC の書き換え可能回数98,304,000を、1日あたりの書き換え回数17,280で割り、さらに365で割れば eMMC の寿命を〜年で求められます。

(98,304,000÷17,280)÷365≒15

個人向けパソコンの場合、スティック型デスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット PC に eMMC 搭載モデルが見られますが、少なくとも eMMC の容量は 32GB あります。(2018年9月1日時点)

人によって用途は異なりますが、eMMC 搭載モデルは低性能モデルばかりであり、動画編集や画像編集等、書き換えバイト数が多い用途にはあまり使わないと思います。eMMC 搭載モデルを使う人は、平均して見れば1日あたりの書き換えバイト数は8.6GBもない人が多いと思います。

NAND 型フラッシュメモリーの書き換え寿命は製品によって異なり3,000回とは限らないでしょうが、仮に同じく3,000回だとすると寿命は15年以上となると思います。

仮に寿命が15年以上だとしても、NAND 型フラッシュメモリーが書き換え寿命を迎えるよりも、eMMC コントローラー等、eMMC 内にある別の部品が先に寿命を迎える可能性がありますので、寿命は十分長いと安心するのは良くありません。

また、eMMC に限りませんが寿命に関係なく故障することがあります。eMMC を使い始めてから数日で故障してしまう可能性もあります。


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