電源ユニットの信頼性が高いの意味とは?

最終更新日 2023年09月07日

電源ユニットの信頼性が高いの意味とは何か

電源ユニット購入の際にチェックしたいポイントはここだ | 至高の電源はコレだ! | DOS/V POWER REPORT には、以下のとおり書かれています。(この記事は2009年11月号の記事)
トラブルが生じるとPCが起動しなくなるだけに、信頼性は非常に重要。搭載する部品の仕様や保証期間が目安となる

(略)

 信頼性に関しては、仕様からは見えにくく、店頭で実際に製品を見ても分かりにくい。しかし、マザーボードなどと同じく、搭載されている電子部品、とくに電解コンデンサが手掛かりとなる。適切な環境で使われている電源ユニットでは、実質的な耐久性を決めるのが電解コンデンサだからだ。

 注目すべきポイントは、コンデンサが日本メーカー製であることと、動作保証温度が105℃(通称、105℃品と呼ばれる)であることだ。電解コンデンサの品質は日本メーカー製が群を抜いており、故障率が低い。また105℃品は、一般的な85℃品と比べて、同一の動作条件下では理論上約4倍の寿命を持つので、それだけ信頼性が高い。とくに2次側のコンデンサは耐熱性が要求されるため、105℃品であることが望ましい。

 また、信頼性を重視する高級モデルでは、3年や5年といった長期の保証がメーカーや代理店によって付けられている。
同記事に書かれている電源ユニットの信頼性に関する内容を参考にすると、電源ユニットの信頼性が高いとは、電源ユニットが原因となるトラブルが発生しにくい、電源ユニットの故障率が低く寿命が長いことを意味すると考えられます。

電源ユニットの信頼性が高いのかどうかは、電源ユニットに使われているコンデンサーの種類、保証期間の長さが参考になるようです。

ASCII.jp:理想の容量や80 PLUSは?本当はもっと吟味すべき電源ユニット選び (1/5) には、以下のとおり書かれています。(この記事の公開年月日は2019年4月19日)
――ちなみに「信頼性が高い」というのはどういうことなのでしょう? どんなところで差が出てくるのか教えてください。

鈴木氏:例えば、弊社が取り扱っているSeasonicですと、固体コンデンサーもすべて日本製のものを使って信頼性を上げています。コンデンサーは脈を打っている電流を平らにしているんですが、やはり日本製はその性能が高いんですね。そして、寿命も長いんです。
「鈴木氏」とは、販売代理店オウルテックの技術グループに所属する鈴木智睦氏です。

同記事に書かれている電源ユニットの信頼性に関する内容を参考にすると、電源ユニットの信頼性が高いとは、電源ユニットの出力が安定しており電源が落ちるトラブルが発生しにくい、電源ユニットの寿命が長いことを意味すると考えられます。

電源ユニットに日本製コンデンサーが採用されていれば信頼性が高いとは限らないのかもしれませんが、日本製コンデンサーが信頼性の高さの目安になるようです。


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