iPhoneの充電

最終更新日 2022年06月04日

iPhoneの充電とは

基礎

iPhoneの充電とは、iPhoneのバッテリーに電流を流し電気エネルギーを蓄えることです。

iPhoneの急速充電

急速充電可能な出力電力

iPhoneの急速充電に5V/0.7A以上が必要です。例えばiPhone付属充電器が5V/0.7A以上に対応なら急速充電できます。Mac等のUSB端子が5V/0.7A以上に対応なら急速充電できます。USB 3.2(USB 3.1、USB 3.0)なら規格上では最大5V/0.9Aです。USB 2.0なら規格上では最大5V/0.5Aです。5V/1.1A等、規格上の最大出力電流を超えるUSB 2.0端子であれば急速充電できます。

0.7A超えの電流が流れない理由

iPhoneを急速充電するとき流れる電流が最大0.7Aです。電流が大きいほど充電速度が向上しますが、バッテリーに負荷がかかり劣化が早まります。発熱が大きくなり発火や爆発するリスクが大きくなります。劣化を抑える、安全性重視、以上の理由により最大0.7Aです。

iPhone無印は1.4A、iPhone Plusは2A

iPhone 6から急速充電するときに流れる最大電流が大きくなりました。iPhone無印は1.4A、iPhone Plusは2Aです。iPhone無印とはiPhone 6/6s/7、iPhone PlusとはiPhone 6 Plus/6s Plus/7 Plusです。新製品では最大電流が大きくなる可能性があります。

iPhone 8以降がUSB PD対応

iPhone 8以降がUSB PDに対応です。USB PDの最大電力が規格上では100W(20V/5A)ですが、iPhoneでは18W(9V/2A)です。

Quick Chargeに非対応

iPhoneがQuick Chargeに対応と見聞きしますが非対応です。iPhoneの仕様等に対応とありません。Quick ChargeはQualcommが開発した急速充電規格であり、iPhoneが他メーカーの急速充電規格に対応するとは考えにくいです。

iPhoneの充電器

5.2V対応充電器を使用可能

iPad付属充電器やAppleが販売の充電器であり、かつiPhoneに対応であれば、iPhoneに5Vではない5.2V対応充電器を使用してもよいです。サードパーティ製品に該当する5.2V対応充電器でも、iPhone対応であれば使用してもよいです。

iPhone付属充電器が5V対応なので5.2V対応充電器だと0.2Vの差がありますが、電圧に許容範囲があります。一般的な家電製品が100V対応ですが、供給電力が100Vぴったりとは限らず97V等、100Vではない場合があります。それでも電圧に許容範囲があるので家電製品にとって問題になりません。iPhoneも同様に5Vぴったしではなく5.2Vでも問題になりません。

最大出力電流がiPhone最大入力電流より大きい充電器を使用可能

最大出力電流がiPhone最大入力電流より大きい充電器を使用してもよいです。充電器がiPhoneが要求する大きさの電流を流します。iPhoneの最大入力電流より大きい電流を流しません。

iPad付属充電器を使用可能

iPad付属充電器でiPhoneを充電してもよいです。iPhone付属充電器よりも速く充電できる場合があります。例えばiPad付属充電器の最大出力電力が10.5W(5V/2.1A)、iPhone付属充電器の最大出力電力が5W(5V/1A)とします。iPhoneの最大入力電力が5W(5V/1A)より大きい場合、iPad付属充電器の方が充電が速いです。

パソコンのUSBを使用可能

パソコンのUSBでiPhoneを充電できます。USBの規格等によって最大出力電力が異なり、それが小さいと充電が遅いです。例えばUSB 2.0だと規格上の最大出力電力2.5W(5V/0.5A)でも小さいので遅いです。

規格上の最大出力電力より大きい場合があり、例えばMacBook ProやiMac等のMacではUSB 2.0でもiPhoneを認識すると約5.5W(5V/1.1A)や10.5W(5V/2.1A)出力可能な製品がありました。Macの製品なら該当するとは限らず、例えばiPhoneが存在していなかった頃に発売のMacではできません。USBの規格外の電流を流すので、USBハブを経由するとUSBの規格内の電流が流れます。複数のUSBがあっても本来は1つだが分岐し複数にしている場合があり、その場合は別のUSBの使用状況によっては最大出力電力が落ちます。

DCP充電器だと充電が遅い理由

iPhoneは接続先がDCP充電器だと要求する最大電流が1Aまでです。最大入力電流が1Aを超えるiPhoneだと充電が遅くなります。DCP充電器とは充電専用ポートがある充電器です。DCPとはDedicated Charging Portの略で、日本語では充電専用ポートです。規格上では最大電流が1.5Aです。DCPではUSBデータ転送用の信号線のD+とD-が短絡(ショート)状態です。この状態からiPhoneがDCP充電器に接続と判断します。

iPhone 6/6 Plus付属充電器だと充電が遅い理由

iPhone 6/6 Plus付属充電器を使用しiPhone 6/6 Plusを充電すると遅いです。最大入力電流がiPhone 6は1.4A、iPhone 6 Plusは2Aですが、iPhone 6/6 Plus付属充電器の最大出力電流は1Aのためです。これより最大出力電流が大きい充電器を使用すると充電が速くなります。

iPhoneのUSB PD対応充電器

iPhone 11 Pro/Pro MaxからUSB PD対応充電器が付属

iPhone 11 Pro/Pro MaxからUSB PD対応充電器が付属します。これまではUSB PD非対応充電器が付属し、iPhone 8以降からUSB PD対応なので、USB PDで充電するには別途でUSB PD対応充電器の用意が必要でした。

18Wで十分

iPhoneの充電に使用するUSB PD対応充電器の最大出力電力は18Wで十分です(2022/06/07時点)。iPhone 13 Pro Maxでは最大入力電力が27Wまで向上しましたが、それに対し18WのUSB PD対応充電器を使用しても充電時間があまり変わりません。18W超えの電力で充電する時間が短いためです。

iPhone以外でも使用する場合、18W超えを選ぶ

iPhoneの最大入力電力を超えるUSB PD対応充電器でも問題ありません。iPhoneが要求する電力まで出力します。iPhone以外でもUSB PD対応充電器を使用する場合、必要に応じ18W超えがよいです。例えば最大入力電力が30Wのタブレットの充電にも使用する場合、30W以上がよいです。最大出力電力が大きいほど本体サイズが大きいので、iPhoneと一緒に持ち出す場合があるなら18W超えがよいとは限りません。

iPhoneの充電ケーブル

iPhone充電速度が100円ショップのLightningケーブルだと遅い理由

100円ショップのLightningケーブルの多くが充電専用ケーブルであり、USBデータ転送用の信号線がありません。信号線なしの場合、USB端子ではその信号線用のピンを短絡(ショート)状態とする決まりです。

iPhoneが短絡状態を見て充電器のDCPに接続と判断します。DCPとはDedicated Charging Portの略で、日本語だと充電専用ポートです。DCPでも短絡状態です。このように判断した場合、iPhoneが充電器に対し1A以上の電流を要求しません。充電器の最大出力電流が1A以上、例えば2Aの場合でも、充電時に流れる電流が最大1Aになるので充電速度が遅いです。

急速充電対応Micro USBケーブルだと遅い

急速充電対応Micro USBケーブルを使用すると充電速度が遅いです。iPhoneの端子がLightningですが、Micro USBとLightningを変換するアダプターを使用すると接続できます。充電器とiPhoneの組み合わせのみ考慮すると0.7Aを超えるはずのところ、最大0.7A程度になります。

USB PD充電にLightning-USB Type-Cケーブルが必要

USB PD対応iPhoneをUSB PD充電する場合、USB PD対応充電器やモバイルバッテリー等がUSB Type-C端子を搭載しており、その端子と接続するためにLightning-USB Type-Cケーブルが必要です。当初ではUSB Type-AやUSB Type-BでUSB PD使用可能でしたが、後にUSB Type-CのみでUSB PD使用可能になりました。例外的にLightningでも使用可能です。USB Type-CをUSB-Cと呼ぶ場合があります。AppleではUSB-Cと呼ぶ場合が多いです。

iPhoneのワイヤレス充電

iPhone 8以降が対応

iPhone 8以降がワイヤレス充電規格Qi(チー)に対応です。新しいモデルで非対応になる可能性があります。

最大入力電力

最大入力電力がiPhone 8以降は7.5W、iPhone 12は15Wです。iPhone 12 miniは12Wです。iPhoneに新しいモデルが登場し最大入力電力が向上する可能性があります。

iPhoneの充電量

充電量80%がよい

iPhoneの充電量は80%程度がよいです。バッテリーの劣化を抑えるためです。100%に近づくほど劣化しやすくなります。iPhoneに充電量を設定し自動的に止める機能がないので、充電量が80%程度になったら充電ケーブルを外す必要があります。充電器をコンセントから抜くでもよいです。充電量が80%程度では足りない場合、100%でよいです。

80%まで充電後にトリクル充電

iPhoneは80%まで充電するとトリクル充電になります。トリクル充電とは小さい電流を流し低速充電することです。iPhoneのバッテリーがリチウムイオンバッテリーですが、100%に近い状態で大きな電流を流すと劣化が早まります。バッテリーの劣化を抑えるためトリクル充電します。100%に近くなるほど劣化が早まりますが、100%に近づくのを遅らせて劣化を抑えるためでもあります。

充電量が100%でも電流が流れる

iPhoneは充電量が100%になり満充電状態でも0.1〜0.3Aの電流が流れています。バッテリーの自然放電による減少を補うために小さい電流を流します。自然放電による減少量を超えるほど充電を続けると過充電になりますが、iPhoneに過充電を防止する機能があります。

iPhoneの充電トラブル

iPhoneに充電ケーブルを接続しても無反応

iPhoneに充電ケーブルを接続しても反応しない場合、コネクターの故障の可能性があります。昔はDockコネクターでしたが、水分に弱く少量の汗が付いただけでも故障する場合が多かったです。LightningはDockコネクターより故障しにくいですが、故障する場合があります。コネクターの故障の場合、修理が必要です。メーカーや修理業者に依頼します。充電ケーブルも故障する場合があります。別の充電ケーブルを使用すると反応するなら充電ケーブルが原因です。

充電で雷マークになるが充電できない

iPhoneを充電するとバッテリーのアイコンが雷マークになるが充電できない場合、iPhoneの動作が不安定状態の可能性があるので再起動します。それでも充電できない場合、充電ケーブルや充電器に原因がある可能性も考え、別の充電ケーブルや充電器で試します。

それでも充電できない場合、バッテリーが寿命を迎えた可能性があります。その場合はバッテリーの交換が必要です。メーカーや修理業者に依頼します。iPhoneの使用時間や使用環境等によりますが、1〜2年以上使っているとバッテリーが寿命の可能性があります。それほど使用しておらず寿命とは考えにくい場合、他の原因の可能性があります。例えばiPhoneのコネクターが故障の可能性があります。その場合でもメーカーや修理業者に依頼します。

充電でバッテリーアイコンがコンセントマークになる

iPhoneを充電するとバッテリーのアイコンがコンセントマークになる場合、充電できていません。原因と対処法は、充電で雷マークになるが充電できない場合と大体同じです。


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