メモリーとバッファーの違い
最終更新日
2024年04月11日
メモリーとバッファーの違いとは
基礎
メモリーとバッファーの違いとは、メモリーは記憶媒体、バッファーは処理速度が異なる場合に処理速度が遅い方に合わせ動作することによって、全体の処理速度が遅くなる問題を和らげるために使用する記憶媒体です。メモリーはバッファーとも呼べるとは限らず、バッファーはメモリーとも呼べます。バッファーとの比較ならメモリーが記憶媒体を指す
メモリーがメインメモリーを指す場合が多いですが、バッファーと比較する話ならメモリーが記憶媒体を指します。メインメモリーとは、CPUが直接データ読み込みや書き込みを高速に行うために使用する記憶装置です。メモリーが記憶媒体を指すとしても、半導体メモリーを使用する記憶媒体を指す場合が多いです。バッファーが半導体メモリーを使用する記憶媒体である必要がないため、バッファーと比較する話ならメモリーが記憶媒体を指します。
バッファーの例
バッファーの例を見るとイメージしやすい
バッファーをイメージしにくいですが、バッファーの例を見るとイメージしやすいです。SSDのキャッシュメモリー
CPUとSSDの処理速度が異なり、CPUの方が速いです。CPUがSSDに合わせ動作することによって処理速度が遅くなります。そこでSSD内部にキャッシュメモリーを設けバッファーとして使用し、処理速度が遅くなる問題を和らげます。CPUがSSDにデータを書き込むとします。キャッシュメモリーがない場合、SSD内部のフラッシュメモリーにデータ書き込みが完了するまでCPUが待ちます。
キャッシュメモリーがある場合、キャッシュメモリーにデータ書き込みが完了するまでCPUが待ちます。キャッシュメモリーのデータ書き込み速度がフラッシュメモリーよりも速いです。キャッシュメモリーがない場合と比べると、CPUが待つ時間が短くなり次の処理に早く移行できます。
後にSSDのコントローラーがキャッシュメモリーからフラッシュメモリーにデータを書き込みするため、フラッシュメモリーへのデータ書き込みが完了します。
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