CPUクーラーの寿命

最終更新日 2023年09月07日

CPUクーラーの寿命とは

基礎

CPUクーラーの寿命とは、使用開始当初の冷却性能が変わらず正常に使用できるまでの期間です。一部の部品が寿命を迎え冷却性能が落ちても使用できる場合がありますが寿命を迎えた状態です。

寿命を決める要因

CPUクーラーが空冷式の場合、ファンによって寿命が決まります。水冷式の場合、ラジエーターのファン、ポンプのモーター、ホースによって寿命が決まります。各部品が寿命を迎えても交換できる場合は延命できます。ヒートパイプにも寿命があるがCPUクーラーでは半永久的と判断してよいです。

ファン、モーターの寿命

ファンもモーターも製品によって寿命が違うが、24時間365日稼働で5年以上あります。5年でも短い方です。平均的には7〜8年です。パソコンの使用年数が長くても10年弱でしょうが、ファンやモーターが寿命を迎える場合が少ないです。

ファンの軸の寿命

ファンは幾つかの部品で構成されていますが、軸が寿命を迎えたらファンの寿命です。軸が寿命に近づくと異音が発生する場合があり、稀に発火するので異音発生時点で使用中止するのが安全です。

ホースの寿命

ホースも製品によって寿命が違うが、適切に使用すれば10年以上あります。ただし、ホースに負荷がかかりすぎる取り付け方だと劣化が早まり寿命が短くなります。曲げすぎや引っ張りすぎが負荷をかけます。ホースが寿命を迎えると水漏れにつながるので丁寧に扱うとよいです。早期に水漏れが起きる場合もあるが、適切に使用して起きたのであれば初期不良です。


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