インテルCPUのAVX(Advanced Vector eXtensions)
最終更新日
2024年03月30日
インテルCPUのAVX(Advanced Vector eXtensions)とは
基礎
インテルCPUのAVXとはAdvanced Vector eXtensionsの略で、SSEを拡張した技術です。SSEでは128ビットのレジスターを使用し、このレジスターに4個の単精度浮動小数点のデータを保存し、これらに対し同時に同じ処理を行います。AVXでは256ビットのレジスターを使用し、このレジスターに8個の単精度浮動小数点のデータを保存し、これらに対し同時に同じ処理を行います。
SSE
SSEとはStreaming SIMD Extensionsの略で、浮動小数点演算を高速化する技術です。Sandy BridgeがAVXを初採用
マイクロアーキテクチャーのSandy BridgeがAVXを初めて採用しました。YMMレジスター
AVXで使用する256ビットのレジスターをYMMレジスターと呼びます。SSEで使用する128ビットのレジスターをXMMレジスターと呼びます。YMMレジスターの下位128ビットがXMMレジスターであり共用します。出典
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