CPUのIHS(Integrated Heat Spreader)

最終更新日 2024年11月01日

CPUのIHS(Integrated Heat Spreader)とは

基礎

CPUのIHSとはIntegrated Heat Spreaderの略で、CPUのダイに取り付けられている、ヒートシンクとの接触面となるアルミニウム製カバーです。アイエイチエスと読みます。

ヒートシンク

CPUのヒートシンク とは、発熱するCPUに取り付け自然冷却によって放熱する部品です。

IHSによりヒートシンクに熱が伝わりやすくなる

IHSがない場合、発熱するダイとヒートシンクの接触面が小さいです。接触面が大きいほど熱が伝わりやすいため、これではヒートシンクに熱が伝わりにくいです。IHSをダイに取り付けると、まるでダイが大きくなったかのようになり、IHSとヒートシンクの接触面が大きいため、ヒートシンクに熱が伝わりやすくなります。

FC-PGA2がIHS採用

IHSを採用した、CPUのパッケージの種類が CPUのFC-PGA2(Flip Chip-Pin Grid Array2) です。 これの前身であるCPUのFC-PGA(Flip Chip-Pin Grid Array) ではIHSを採用していません。

出典

IHS(Integrated Heat Spreader) 鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」(2001/06/14公開記事)


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CPUのヒートスプレッダー



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