CPUのI/Oアドレス空間
最終更新日
2024年10月15日
CPUのI/Oアドレス空間とは
基礎
CPUのI/Oアドレス空間とは、CPUのI/Oポートのアドレスのレンジです。アイオーアドレスクウカンと読みます。CPUが周辺機器とデータ送受信を行い、周辺機器を制御するためにI/Oアドレス空間を使用します。
I/Oポート
I/Oポートとは、CPUと周辺機器の間でデータ送受信に使用する窓口です。CPUのI/Oアドレス空間の容量
インテルCPUの場合
インテルのCPUの場合、I/Oアドレス空間のアドレス長が16ビットです。アドレスが1バイトごとに割り振られています。I/Oアドレス空間の容量が、2の16乗×1バイト=6万5536バイト=64キロバイトです。CPUのI/Oアドレス空間と周辺機器
I/Oアドレス空間を介し周辺機器を制御
周辺機器のコントローラーの内部に、データを保持するメモリーがあります。このメモリーがI/Oアドレス空間に現れます。CPUがI/Oアドレス空間にデータ読み書きすると、メモリーにデータ読み書きすることになります。CPUがI/Oアドレス空間を介して周辺機器のコントローラーのメモリーにデータ読み書きすることによって周辺機器を制御します。I/OマップドI/O、メモリーマップドI/O
I/Oアドレス空間を利用する方法をI/OマップドI/Oと呼びます。メインメモリー空間の一部をI/Oアドレス空間として利用する方法をメモリーマップドI/Oと呼びます。メモリーマップドI/Oの場合、周辺機器のメモリーがメインメモリー空間に現れます。一般的な周辺機器ではI/OマップドI/Oを使用する場合が多く、チップセット等ではメモリーマップドI/Oを使用する場合が多いです。周辺機器によっては両者を併用します。出典
・メモリーはどのようにアクセスされるか(1) | 日経クロステック(xTECH)(2007/08/09公開記事)
・メモリーはどのようにアクセスされるか(1)(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2007/08/09公開記事)
・メモリーはどのようにアクセスされるか(1)(2ページ目) | 日経クロステック(xTECH)(2007/08/09公開記事)
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